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東北ツーリングのおすすめルート│磐梯吾妻スカイライン│鳥海ブルーライン│八幡平アスピーテライン│龍泊ライン│蔵王エコーラインなど

こんにちは、いちまるです

今回の記事では東北地方のおすすめルートをご紹介したいと思います

東北地方は奥羽山脈、北上山地、阿武隈山地などの美しい山々や

鳥海山、八幡平、岩手山、岩木山、恐山などの火山

親潮と黒潮が流れ込み、豊富な魚介類と青さが特徴の三陸の海

高い透明度と荒々しい海岸が特徴的な日本海側の海

冬には厳しい寒さと雪に覆われる気候からとても自然が美しいのが特徴です

こういった大自然をバイクなら全身で感じれる、そんな魅力たっぷりの地方です

北海道や九州阿蘇ばかり取り上げられ、影が薄くなりがちな東北地方ですが

だだっ広い北海道に対して山の絶景やワインディングを堪能でき

九州よりいい意味で開発が進んでおらず厳しい冬のおかげで自然がとても美しい

そんな東北が私は大好きな場所です

北海道にも九州にも行った!そういった方に向けて

また、関東地方からも比較的行きやすいので都会につかれた方など

ぜひ東北地方にツーリングに出かけてみてください!

ちなみに、当ブログでは過去に

数多くのおすすめルートの紹介の記事を作成しています

すべて私が実際に何度も行って、絶対に後悔させないと自信をもって言い切れるルートです

『○○のおすすめツーリングスポットまとめ』みたいな京うどん並みにうっすい内容ではなく、2万文字クラスの四日市のみそ焼きうどんくらい濃い内容の記事です笑

ぜひリンクからご覧ください!

ということで今回は東北地方のおすすめルートを紹介していきます

今回の記事の構成はこの様になっています

ルート作成の条件

ルートを作成するにあたっての条件はこちらです

  1. 出発とゴールは関東地方(首都圏を想定)とします
  2. 6泊7日で回るルートとします
  3. 高速道路(自動車専用道路)は渋滞区間や見るもののない区間について適宜利用することとし、基本的に下道を優先して利用します
  4. 宿泊施設は指定しないものとし、ある程度の都会(県庁所在地かそれと同等程度)を宿泊地点と設定しています
  5. 1日の走行距離は下道で250Kmから300km程度で設定、高速を利用する場合は500km程度とします

以上が条件です

それでは詳細に入っていきましょう

マイマップでGoogleMapに一気に反映

まずはマイマップを公開します

お使いのスマホで開いていただくとグーグルマップに一気にスポットとルートを反映できます

東北ツーリングのおすすめルート - Google マイマップ
東北ツーリングのおすすめルート

ブラウザ上で確認したい場合はこちらのウィンドウからどうぞ

ルートの概要

まずはルートの概要です

各地点で青字になっているスポットははGoogle Mapへのリンクとなっています。

MAPの保存などにご利用ください。

1日目

首都圏

↓国道121号

大内宿

↓国道121号

喜多方ラーメン(昼食:喜一)

磐梯吾妻スカイライン

福島市

↓国道4号orE6(東北自動車道)

仙台(夕食:蔵の庄牛タン利休

2日目

仙台

蔵王エコーライン

山形市

↓国道112orE48(山形自動車道)

酒田市(昼食:小松鮪専門店)

鳥海ブルーライン

にかほ高原

↓国道7号orE7日本海東北自動車道

秋田市(夕食:佐藤養助)

3日目

秋田市

↓国道7号

大潟村 大潟富士菜の花と桜ロード

↓国道101号

鯵ヶ沢(昼食:地魚食堂たきわ)

↓メロンロード&国道339号竜泊ライン

竜飛岬

↓国道280号

青森市(夕食:朝市寿司)

4日目

青森市

↓国道4号など

恐山

↓国道279号など

大間岬

↓国道279号

活きイカ備蓄センター内食堂

↓県道6号など

尻屋崎

↓国道394号など

八戸

5日目

八戸(朝食:館鼻岸壁朝市)

国道102号奥入瀬渓流

十和田湖

↓国道341号&県道23号(八幡平アスピーテライン

八幡平

↓県道23号(八幡平アスピーテライン

焼き走り溶岩流

↓国道282号など

盛岡(夕食:髭

6日目

盛岡 岩手銀行赤レンガ館

↓国道455号

龍泉洞

↓国道455号

三陸海岸

鵜の巣断崖

たろう観光ホテル

気仙沼(昼食:大政寿司

↓国道45号or三陸自動車道

仙台

7日目

仙台 青葉通り青葉城

↓国道45号など

松島

↓国道4号or東北自動車道or常磐自動車道

首都圏

こんな感じで行きましょう

それでは詳細を解説していきます

1日目

1日目は首都圏を出て仙台まで北上していきましょう

東北というと東北道でビューンと福島まで行ってしまいがちですが

首都圏近郊にも楽し場所が多くあります

まずは首都圏から日光方面に行き、私の好きな国道121で大内宿に行きます

そしてさらに北上して喜多方でラーメンを食べましょう

そこから東に向きを変えて磐梯吾妻スカイラインをとおり福島市へ

福島からは国道4号か東北道を通り今日の目的地は仙台です

大内宿

出典:大内宿公式HP

大内宿見晴台 · 〒969-5207 福島県南会津郡下郷町大内山本52
★★★★★ · 展望台

大内宿は下野(しもつけ)街道の中間にある宿場です

下野街道は当時の会津藩と江戸を結ぶ重要な街道として江戸時代に整備された脇往還のひとつです

会津は年間何万俵もの米の産地で、そこから江戸に米を輸送する重要な街道でした

そして現在まで交通の発展から取り残され、当時の雰囲気をよく残しています

このように街道で現在まで雰囲気をとどめている場所は交通インフラの発展から取り残された場所が多いです

例えば中山道の有名な馬籠や妻籠などは間に馬籠峠が険しく

国道19号や中央道、JR中央本線の建設ルートから逸れたため当時のまま残ることになりました

大内宿も同様に国道121号や元国鉄会津線(現会津鉄道会津線)の整備ルートから外れ

現在まで江戸時代の宿場の様子を残すこととなりました

大内宿見晴台からの風景は本当に美しく一見の価値があります

大内宿見晴台 · 〒969-5207 福島県南会津郡下郷町大内山本52
★★★★★ · 展望台

喜多方ラーメン

大内宿から北上して喜多方に行きましょう

喜多方といえばラーメンです

喜多方でなぜラーメンが有名になったのかご存知でしょうか?

喜多方は昔はラーメンは無く、醸造の町でした

特に醤油が有名で、多くの蔵があったそうです

その醤油を活用して作ったラーメンが喜多方ラーメンで

醤油と天然水を使用したスープと独特の縮れ麺が特徴です

私はゴテゴテのこってりラーメンが苦手で

あっさりした塩ラーメンやうまみがある醬油ラーメンが好きなので

喜多方ラーメンはドストライクでした

ちぢれ麺が優しい味付けのスープをしっかりすくってくれ、とてもおいしいです

おすすめのお店は『喜一』です

喜多方ラーメン 喜一 · 〒966-0015 福島県喜多方市関柴町上高額境田635 -7
★★★★☆ · ラーメン屋

磐梯吾妻スカイライン

磐梯吾妻スカイライン · 〒969-2751 福島県耶麻郡福島市土湯温泉町鷲倉山1
★★★★☆ · 観光名所

磐梯吾妻スカイラインは磐梯山や吾妻山といった東北南部の名山付近を通る観光道路です

気持ちのいいコーナーが連続する道が多く、旅ライダーだけでなく地元ライダーも多い道です

おすすめなのが浄土平周辺で、まさに浄土、異世界を体現したような場所です

浄土平湿原 · 〒960-2157 福島県福島市土湯温泉町鷲倉山
★★★★☆ · 自然保護公園

火山性のガスがあちこちから吹き上がっており、その影響で草木が生えていません

この規模でこの雰囲気を味わえるのは日本でもここだけだと思います

仙台市

磐梯山スカイラインを下ると福島市につきます

福島市からは国道4号か東北自動車道を使用して仙台市を目指しましょう

仙台市は東北随一の大都会です

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市町村人口ランキングは日本で11位、住みたい町ランキングは4位です

杜の都と呼ばれており、中心地には欅並木がとても美しい町です

私も仙台市が大好きで、いつか住みたいと思うほどいい街です

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1日目は到着が遅くなると思いますので仙台の観光は最終日に時間を取ってあります

今日は仙台で夕食だけを堪能してしまいましょう

仙台は東北一の町、つまり東北の食材の集積地であり、消費地です

東北各地のおいしい食べ物が集まります

おすすめのお店は『蔵の庄』という居酒屋です

ここの金華サバはぜひ一度食べてほしいと思います

伊達のいろり焼 蔵の庄 総本店 (仙台駅前) · 〒980-0021 宮城県仙台市青葉区中央1丁目8−38 AKビル 4F
★★★★☆ · 和食店

また、仙台といえば牛タンです

牛タンは利休が有名でおいしいです

牛たん炭焼 利久(リキュウ) 西口本店 · 〒980-0021 宮城県仙台市青葉区中央1丁目6−1 ハーブ仙台ビル5F
★★★★☆ · 牛タン店

仙台観光でバイクを駐車する場合いたずらが心配だと思います

そんな場合のおすすめの駐輪場が仙台パルコの地下駐車場です

仙台マークワン駐車場 · 〒980-0021 宮城県仙台市青葉区中央1丁目2−3
★★★★☆ · 駐車場

こちらは夜間施錠されますし、それまでは警備員の方がおられますので安心です

注意点は夜間は24時から入れなくなりますので、荷物は出しておきましょう

また、朝は7時からしか出せませんので注意してください

それでは今日は仙台で一泊しましょう

2日目

2日目は仙台を出発して日本海側を目指します

まずは仙台と山形の間にある蔵王山を越えましょう

この道は蔵王エコーラインと呼ばれます

そしてそこから一気に日本海側庄内平野にある酒田市に行きます

道中出羽三山の一つ、月山近くの国道112号を通るといいと思います

すごく険しい山をかなりの高規格道路が通る風景は、人間の底力を感じます

そして酒田でお昼ご飯にしましょう

酒田からは北上して鳥海山を上ります

そのあとにかほ高原を通過して今日の目的地は秋田市です

蔵王エコーライン 

蔵王エコーラインは仙台の東にそびえる蔵王山を越える観光道路です

注目すべきはその高度と山頂付近にある蔵王の御釜です

エコーラインの最高到達高度1750mとなり、かなり標高の高い道です

時には雲の上になることもあり、その時にはかなりの絶景を拝めます

山頂付近の御釜はタイミングによって青や緑など、水の色が変わる不思議な火口湖で

その形状が釜の形をしていることから蔵王の御釜と呼ばれています

蔵王の御釜 · 〒989-0916 宮城県刈田郡蔵王町遠刈田温泉 倉石岳国有林内 蔵王の御釜
★★★★★ · 観光名所

この湖は火山性ガスが噴出し溶け込んでいることからPHが強酸性となり

生物や植物は生息していません

まさに死の湖と言えます

酒田市

蔵王からひたすら日本海側を目指して走ります

道中、月山などの出羽三山を越えて行くのがおすすめです

この国道112号は月山道路と呼ばれ、山形市と庄内平野と結ぶ重要国道になっています

道路の規模はかなりの高規格道路になるのですがその場所が険し過ぎてとても迫力のある道です

特に湯殿山近くは険しく、そこに完全二車線の道路を通した人間の底力を感じます

私はこういった道が好きで、険しい山や崖に力ずくで通した道に感動する系の人間です

酒田市で昼食にしましょう

酒田市は庄内平野の中心都市で庄内平野といえば米ですよね

平野には田園が広がり、まさに日本の米どころと言えます

ですが実は庄内平野では魚がとてもおいしいです

特におすすめなのが酒田海洋センター内にある『小松鮪専門店』

小松鮪専門店 · 〒998-0036 山形県酒田市船場町2丁目5−56
★★★★☆ · 海鮮丼専門店

めちゃくちゃおいしい鮪が格安価格でいただけます

特におすすめなのが中とろ丼

なんと1000円で食べれます、しかも味は最高

私は海鮮が大好きで全国あちこちで色々食べていますが、ここのマグロはコスパ最高すぎます

焼津等のマグロももちろんおいしいですがコスパで見るとここがナンバーワンです

鳥海ブルーライン

鳥海山 鉾立展望台 · 〒018-0153 秋田県にかほ市象潟町小滝
★★★★☆ · 展望台

鳥海ブルーラインは鳥海山を上っていく観光道路です

鳥海山は独立峰となっており

鳥海ブルーラインの最高到達点からは秋田平野や先ほどいた庄内平野を一望できます

また、春の時期には雪の壁を見ることができ、その高さに圧倒されます

おすすめはGWかその少し前くらい

特に東北ではGWの少し前に桜の満開が訪れます

後で紹介する八郎潟などでも桜がとてもきれいですので行くならGW前がおすすめです

年によって多少前後しますがGWでも桜を見ることができます

さらに、鳥海山周辺でおすすめスポットがあります

それが道の駅鳥海です

道の駅 鳥海 ふらっと · 〒999-8531 山形県飽海郡遊佐町菅里菅野308−1
★★★★☆ · サービスエリア / パーキング エリア

『今更道の駅かよ』と言われそうですが、ここの道の駅は特におすすめする理由があります

それがグルメです

今回の東北ツーリングではグルメスポットを連発します

何を隠そう私は海鮮マニアといってもいいくらい海鮮が好き

東北は北海道に並ぶ海鮮天国だと思っています

なので海鮮好きな方はぜひ最後まで見て行ってくださいね

道の駅鳥海でおすすめなのが岩牡蠣です

岩牡蠣は夏の時期が旬になるのでそれ以外の時期は食べることができないのですが

もし夏の時期行った場合は絶対に食べてください

私は貝の中で牡蠣が一番好きで全国各地で牡蠣を食べてきました

その中で、生で食べてここまで感動したのがここ、道の駅鳥海の中にある

『元気な浜鮮魚店』です

正直個々の一番の名物は銀カレイです

カレイは冬から春が旬なので、その時期に行かれた場合は絶対カレイを食べてください

ですが、個人的におすすめなのが夏の岩牡蠣です

岩ガキを買うときには山積みされた下記の中からいいものを選ぶのですが

いちまる的いい牡蠣の選び方を紹介します

それは厚みと質量です

厚みがあるというのはなんとなくわかると思いますが質量が重要です

厚みがあっても中がすっからかんでは困ります

質量がずっしり重くて

牡蠣を牡蠣同士で少し叩いてみて重い音がするものが特におすすめです

牡蠣を買うときに参考にしてください

にかほ高原

39°14'08.1"N 140°00'27.9"E

鳥海山の北にはにかほ高原という高原があります

ここは高原と風車のバックに日本海が広がり、最高に美しい風景を見れます

また、土田牧場という牧場があり、個々のチーズトーストと牛乳がとてもおいしいです

土田牧場 · 〒018-0413 秋田県にかほ市馬場冬師山4−6
★★★★☆ · 牧場

トーストの上に大量に載せられたチーズがチーズ好きにはたまりません

ちなみに私は冷たい牛乳を飲むとおなかを壊すので暑い夏も暖かい牛乳を注文します

暖かい牛乳ってとても優しいですよ

秋田市

にかほ高原からは無料の高速道路があります

原付クラス出ない方はこちらをお勧めします

というのもこの区間はあまり見どころがなく、下道も景観がいいということもありません

ここは無料高速を利用してしまいましょう

そうするとすぐに今日の目的地、秋田市です

秋田市で宿泊と夕飯にしましょう

秋田市の夕飯でおすすめなのが稲庭うどんです

とても細いうどんで少し平たい形をしています

触感はつるっとしていて、細めんがしっかりつゆを絡めてくれます

ラーメンも女の子も細めが好きな私にはドストライクでした

めちゃくちゃおいしいです

おすすめのお店は佐藤養助です

佐藤養助 秋田店 · 〒010-8505 秋田県秋田市中通2丁目6−1 西武秋田店
★★★★☆ · うどん屋

今日は秋田市で宿泊しましょう

3日目

3日目は秋田市から日本海側各立ち寄りスポットを回収して北上

タイミング次第ですが八郎潟で菜の花と桜を見た後

鯵ヶ沢で昼食を食べ、竜飛岬へ

そして今日の目的地青森市に行きます

八郎潟

秋田市からは八郎潟に北上していきましょう

途中寒風山や男鹿半島がありますが今回はスルーしてしまいます

次回来られる際にはここもいいところですので立ち寄ってみてください

せっかく秋田まで来たのでなまはげは寄っておきましょう

巨大なまはげ · 〒010-0341 秋田県男鹿市船越一向
★★★★☆ · 観光名所

そしてなまはげから北上していくと八郎潟につきます

大潟村 · 秋田県南秋田郡
秋田県南秋田郡

八郎潟はかつて琵琶湖についで日本第二位の規模があった湖、大潟湖の海跡湖です

干拓により今の形となりました

日本一低い山と言われる大潟富士や

大潟富士 · 〒010-0452 秋田県南秋田郡大潟村方上
★★★★☆ · 展望台

春には菜の花と桜が同時に咲く『菜の花と桜ロード』がおすすめです

桜並木と菜の花ロード(夏季:ひまわりロード) · 〒010-0455 秋田県南秋田郡大潟村
★★★★☆ · 景勝地

釜谷浜海水浴場

釜谷浜海水浴場 · 〒018-2406 秋田県山本郡三種町大口釜谷71
★★★★☆ · 浜

釜谷浜海水浴場は日本海に弓なりに伸びる海岸で

数多くの風力発電風車が並びます

その下をバイクで走行することができ、大迫力の風車を見ることができます

ただし、下は砂利になりますので、砂利道の運転が苦手な方はおすすめしません

ただ、踏み固められていますので、タイヤがとられるほどではありません

鯵ヶ沢のヒラメ

秋田からさらに日本海側を北上し青森県に入ります

青森県に入ると鯵ヶ沢という町があります

ここはヒラメが有名です

海沿いにはヒラメ丼のお店が数件ありますが、おすすめなのが『地魚食堂たきわ』です

地魚屋食堂 たきわ · 〒038-2753 青森県西津軽郡鰺ヶ沢町本町199
★★★★☆ · シーフード・海鮮料理店

おすすめメーカーがヒラメの漬け丼で1100円でいただくことができます

これだけヒラメが乗っいて1100円は正直かなり安いと思います

また、丼の上には卵が載せられており、それも漬けダレとマッチしてめちゃくちゃおいしいです

竜泊(たつどまり)ライン

竜泊ラインは国道339号の北より部分

五所川原から小泊を目指す部分を呼びます

どんどん標高を上げて険しい津軽半島北部の海岸を乗り越えていく風景の移り変わりが楽しい道です

特に眺瞰台 (ちょうかんだい)から見るつづら折りになっている竜泊ラインはとても嬉しいです

眺瞰台 (ちょうかんだい) · 〒037-0300 青森県北津軽郡中泊町小泊
★★★★☆ · 展望台

竜飛(たっぴ)岬

津軽半島の頂点が竜飛岬です

ここからは北海道を見ることができます

竜飛岬のおすすめの場所は階段国道です

階段国道339号 上側 · 〒030-1711 青森県東津軽郡外ヶ浜町三厩龍浜
★★★★☆ · ハイキング コース

階段国道はいままで通ってきた国道339号に指定されている階段で

車はさておき、バイクも通れない歩行者しか通行できない道です

全国的にも階段が国道に指定されているのはここだけとなっており

とても珍しいスポットになっています

実はもともとは階段ではなくスロープだったそうです

ですが、かなりの急こう配だったため、近くの小学校からの要望で階段にした経緯があるそうです

こういった国道の歴史も面白いですよね

青森市

それでは津軽半島を南下して本日の目的地は青森市です

青森市はもちろん青森県で最大の都市です

かつては長距離列車や貨物列車の北海道への玄関口

青函連絡船の発着地として発展してきました

今では青函トンネルの開通により鉄道の町でははなくなってしまいましたが

広大な青森駅や青函連絡船跡地には多くの史跡が残されています

また、現在でも新幹線以外の交通は北海道に渡るためにはフェリーを利用するしかなく

その際の玄関口としては現在も現役です

北海道に行くフェリーのまとめについてはこちらの記事でまとめています

さて、青森市は青森一の都会ということで青森のおいしい海鮮が集まります

青森といえばやはり鮪、大間の本マグロは間違いなく日本一のブランド鮪です

明日、大間には行くのですが大間周辺の鮪屋さんは正直おすすめしません

観光地としての色が強く、価格も高いのにそこまでおいしくないです

大間のマグロを食べるなら青森市のほうが断然おすすめです

青森市内の居酒屋でももちろんいいのですが、おすすめは鶴亀屋食堂です

鶴亀屋食堂 · 〒039-3501 青森県青森市浅虫蛍谷293−14
★★★★☆ · 定食屋

が、ここはランチ営業のみです、残念です

ということで市内で食べるならおすすめなのが駅前にある朝市寿司です

朝市寿司 · 〒030-0801 青森県青森市新町1丁目9−23
★★★☆☆ · 寿司店

こちらはバイクではなく鉄道で青森に行ったときに食べたのですが、最高においしかったです

おすすめメニューはやはりマグロ丼

特に中とろが乗っているのがおすすめです

たしか3000円くらいしたと思います

結構高いのですがおすすめなので食べてほしいです

にぎりもコスパがよくおいしいです

昨日に酒田で中とろ丼を食べていますので大間のマグロにこだわりがなければにぎりもいいと思います

4日目

3日目は津軽海峡に行きましたが4日目は下北半島に行きましょう

下北半島では恐山、大間岬を回り、昼食には青森名産のイカをいただきます

そして尻屋崎に行き下北半島の東を南下して八戸を目指しましょう

恐山

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恐山菩提寺 · 〒035-0021 青森県むつ市田名部宇曽利山3−2
★★★★☆ · 仏教寺院

恐山は京都滋賀の比叡山、和歌山の高野山とともに日本三大霊山といわれています

亡くなった方が集まる場所として有名ですよね

火口湖である宇曽利山湖周辺に広がる霊場恐山菩提寺は、外部からは見ることのできない途絶された場所であり

三途の川にかけられた太鼓橋を渡って霊域に入ると、死後の世界のような風景が広がります

まず、草木は全く生えておらず、あちこちから蒸気やガスが噴出しています

特に有名なのは賽の河原には亡くなった幼い子供を弔うために両親が積んだ石や

あちこちにくるくるとまわる風車があり、とても哀愁漂っているように感じます

また、宇曾利山湖にはエメラルドグリーンの水が張られ、とても美しい極楽浄土の風景をほうふつとさせます

行かれた方の中には頭痛や倦怠感を感じる方も多く、敏感な方は行かない方がいいかもしれません

ここで、理系出身の私が感じたことを話します

まず、頭痛や倦怠感ですが、こちらは霊の影響ではなく火山ガスの影響ではないでしょうか

火山ガスの噴出口 出典:下北ジオパーク 様

恐山は今なお活発に発動を続ける火山であり、あちこちから火山ガスが噴出している風景を見ることができます

それが滞留するとガスの濃度が上がり、吸い込んだ場合に頭痛や倦怠感を催すことがあります

また、積まれた石や風車も火山ガス対策ではないかと思います

登別の地獄谷などでも火山ガスの出口に石が積まれていますし

風車ではないですが吹き流しが設置されている光景があります

これは火山ガスの滞留を防ぐ効果があります

ガスの出口に石を積むのはガスを一点から噴出させるのではなく

まんべんなく噴出させることで大気と混ぜて濃度の上昇を防ぎます

風車は風向を知る目的で、風が滞留する場合には濃度が上がることがあり

それを察知する目的があるのではないかと思います

出典:下北ジオパーク 様

草木が生えていないもの、湖がエメラルドグリーンなのも火山ガスの影響です

火山ガスに含まれる硫黄成分が土壌を強い酸性に変えてしまいます

この土壌で植物は育つことができません

先ほど紹介した磐梯吾妻スカイラインの浄土平も同様の理由です

同様に湖も湖底から噴出するガスが溶けることで強酸性となり

微生物などの生物が生活することができず、高い透明度を維持できます

これによりエメラルドグリーンに見えるということです

これは先ほどの蔵王の御釜などで同様の現象があります

菩提寺に入るには700円の入場料が必要ですので注意してください

大間岬

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大間崎 · 〒039-4601 青森県下北郡大間町大間大間平17−1
★★★★☆ · 景勝地

大間岬は本種最北端の地です

本州最北端の到達証明書は岬付近の土産店でいただくことができます

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正直竜飛岬に比べて何かあるわけではないのですが達成感のために行くのがいいと思います

先ほども申しましたが大間岬周辺の食堂は観光地向けで価格も高く味もそこそこ

絶対に青森市で食べてほしいと思います

イカ備蓄センター内の食堂

活イカ備蓄センター内食堂 · 〒039-4501 青森県下北郡風間浦村下風呂下風呂127
★★★★☆ · シーフード・海鮮料理店

青森はイカもとても有名です

漁獲量は北海道についで2位、スルメイカが有名です

マグロの陰に隠れがちですがとてもおいしいんです

おすすめなのが風間浦のスルメイカです

活きイカ備蓄センター内食堂という場所でイカのお造りをいただけます

ここでびっくりだったのが肝です。左下に移っている茶色いものです

イカの肝はもちろん沖漬けなどで食べたことはあるのですが

どれも塩でしっかり締められています

ですが、ここの料理ではなんとぶつ切りの肝が!

絶対臭い!と思って食べたのですが、全く臭くなくうまみがすごかったです

これには本当に驚きました

もちろんお造りもとてもおいしいです

見た目は雑でちょっと心配になりましたけどね、味は最高でした

ちなみに、スルメイカは新鮮なものはとてもコリコリしていて甘みがあります

私はイカではスルメイカが一番好きです

もちろん上品で肉厚なアオリもすきですし、ねっとり濃厚なコウイカも好きです

でも、やはりイカといえばコリコリと甘み、ということでスルメイカが私は好きです

尻屋崎

尻屋崎灯台 出典:下北ナビ 様

尻屋埼灯台 · 〒035-0111 青森県下北郡東通村
★★★★☆ · 観光名所

尻屋崎は下北半島の東側に突き出した岬です

岬の先には120年前に建てられたレンガ造りの尻屋崎灯台があります

これは高さ33mでレンガ作りの灯台では日本一の高さを誇ります

また、ここで有名なのが寒立馬です

寒立馬は名前の通り馬で、かつて農耕馬として利用されていました

出典:下北ナビ 様

農耕馬ということで大きく強靭な肉体を持ち、また青森の冬に耐えれる強さを持ちます

その見た目は堂々としていて強靭な体がかっこよく

放牧されているので間近で見る寒立馬は迫力がやばいです

灯台を背景に写真を撮影することもできます

八戸

尻屋崎から下北半島の東海岸を南下して今日の目的地は八戸です

途中六ヶ所村という場所を通過します

この六ケ所村は市町村の平均年収ラニングで10年連続一位となっています

その原因はエネルギー関連施設が集中していることです

六ケ所村には核燃料サイクル施設や国の石油備蓄基地があり

そこでの経済効果が影響しているようです

雰囲気は少し不気味なように感じる場所もあり

そうかと思えば町の中心部はきれいな施設が立ち並ぶ明るい雰囲気で

その対比がほかの場所では感じれない場所だと思います

八戸は青森県の東にある大きな町です

八戸では朝市に行きたいので今日の夕飯は適当に済ませていただけますと幸いです

5日目

5日目は八戸で朝市に行った後奥入瀬渓流沿いを通り内陸、十和田湖方面に入っていきます

十和田湖から南下して雪の壁で有名な八幡平アスピーテラインを通り

岩手の県庁所在地盛岡まで行きましょう

八戸

まずは先ほど紹介した通り、八戸で朝市に行きたいです

青森は朝市が有名であちこちで朝市が実施されています

また、青森県民は朝が早い県民としても有名で、朝活が盛んです

私も朝が得意になりたいです

八戸では館鼻岸壁(たてはながんぺき)朝市がおすすめです

館鼻岸壁朝市 · 〒031-0811 青森県八戸市新湊3丁目 館鼻岸壁内
★★★★☆ · マーケット

ここでは青森の有名な料理であるせんべい汁や

B級グルメで私が大好きなイカメンチが食べれます

イカメンチは本当においしくて、行ったときには一人で5つくらい食べちゃいます

ちなみに、この朝市は基本的にすごい混雑で、めちゃくちゃ早朝に行く必要があります

4時スタートなので4時には行きましょう

それだけしても食べてほしいのがイカメンチです

1個70円です、本当においしいです

また、基本的に揚げ物のお店が多く、から揚げや手羽揚げのお店もたくさん

どれもおいしそうで目移りしてしまいます

奥入瀬渓流

奥入瀬渓流 · 〒034-0301 青森県十和田市奥瀬60
★★★★★ · 景勝地

奥入瀬渓流は十和田湖から流れる奥入瀬川が作り出す見事な渓流です

川と道路が隣り合うように走っており、また、高さの差も少ないので

道路脇に慶渓流が流れているような感じになります

とても透明度が高く、穏やかな渓流から美しい景観が広がり

それを近くに身ながら走行できるので最高の風景を堪能できます

とまあ、これで終わってしまったらこのブログっぽくないので

少しだけ、奥入瀬渓流と十和田湖の関係についてお話ししようと思います

十和田湖はカルデラ湖となっていて、十和田湖自体が標高400mの高地にあることから

十和田湖は流入河川を持っていません

十和田湖の水は雪解け水と湧き水のみで維持されています

また、流出河川も奥入瀬川のみとなっていて、湖の出口には水門が設置されています

この水門は夏の昼にのみ開かれ、他の時間、時期には閉じられています

つまり、この水門からの放水は基本的に観光放水となります

ではなぜ水門が設置されているのでしょうか?

それは実は湖から出ていく水は奥入瀬川だけではなく、発電所に送られる水があるからです

十和田湖は先ほど紹介した通り標高400mの高地にあり、発電にはもってこいです

ですが、流入河川がないため、できるだけ十和田湖の水を節水する目的の水門です

しかし、これでも発電に使用する水量を確保することが難しく、揚水式の発電を行っています

揚水式とは、電力の使用量が増える昼の時間には十和田湖の水を使用して発電し

電力が少なくなる夜の時間に下の渓流などから水を十和田に汲み上げ、貯水量を増やします

このような発電方式を揚水式の水力発電と呼びます

出典:九州電力 様

こうして発電所、揚水ポンプ、水門のすべてを活用して

昼の電力確保と奥入瀬渓流の美しい景観を維持しているということです

八幡平アスピーテライン

八幡平展望台 · 〒014-1205 秋田県仙北市田沢湖玉川 八幡平頂上
★★★★☆ · 展望台

八幡平アスピーテラインは岩手と秋田の県境にある八幡平を走行する観光道路です

その高度感はすさまじく標高1600mまで高度を上げます

日本にはこれ以上に高高度まで行く道路は多くありますが、ここは東北地方

豪雪地帯の標高が高い場所というのはかなり険しい場所となります

見ものなのは冬季閉鎖が終わる4月中旬から5月初旬までの雪の壁です

雪の壁は滋賀草津高原道路や磐梯吾妻スカイライン、後述の鳥海ブルーラインなども有名ですが

ここは桁違いです

その高さは10mを超え、さらにそれが全長20km以上にわたって続きます

正直これには圧倒されました

また、夏の時期もおすすめです

春にあった雪の壁はすっかりなくなり、緑に覆われます

周りの山も緑に覆われ見渡せるようになり、とても爽快な道です

凍結の危険も無くなり安全に走行することもできます

さらに、アスピーテライン周辺の見どころとしては春のドラゴンアイがあります

  霧がひどいし、完全に開眼してません・・・これしか写真ありません(涙)

鏡沼 (八幡平ドラゴンアイ) · 〒014-1205 秋田県仙北市田沢湖玉川
★★★★☆ · 景勝地

これは八幡平にある鏡沼という池が冬に凍り付き、春に溶け出してきます

その途中の景観が巨大な竜の目に見えることからドラゴンアイと呼ばれています

ちなみに、『アスピーテ』とはなにかご存知でしょうか?

アスピーテは楯状火山の別称です

画像出典:気象庁

八幡平は楯状火山で、その火山を走行する道なのでアスピーテラインと呼ばれます

楯状火山は粘土の低い溶岩により形成される形で

これより粘土が上がってくると成層火山、さらに粘土が上がるとドーム型火山と呼ばれます

楯状火山はなだらかな形状をしていますのでアスピーテラインを上っていくときも

そこまで傾斜はきつくなく、初心者の方でも問題なく走行できると思います

こういった地形も感じながらツーリングをするとさらに楽しみも増えると思います

歴史や地理の知識は本当に旅を楽しくしてくれます

私も勉強が嫌いでしたが、バイクで旅をしていくと知識が旅を何倍にも楽しくしてくれました

この経験からいろいろ勉強をするようになり、勉強って楽しいんだな

かなり遅いですがアラサーになってそう思いました

なので、予習って大事ですよ?ぜひこの動画で東北ツーリングの予習をしていってください

話がそれてしまいましたが八幡平アスピーテラインの紹介を続けます

アスピーテラインは先ほど紹介した通りかなり険しい山を走ります

なのであちこちにスノーシェードがあります

スノーシェードなんてどこでも見れそうなものですがアスピーテの物は桁違いです

その頑丈さがどこでも見たことないようなレベルで補強されています

どれほどこの道路が走る道が険しい場所なのか感じることができます

また、アスピーテを下ってくると松尾鉱山の跡地があります

松尾鉱山廃墟群 · 〒028-7302 岩手県八幡平市松尾寄木第2地割5−11
★★★★★ · 史跡

松尾鉱山はかつては日本一の硫黄の産出を誇る鉱山でした

ですが、硫黄の需要が減り、廃坑となった後は従業員宿舎などはすべて廃墟となり

現在にその繁栄の痕跡を残しています

鉱山までは通行止めで行くことができないのですが、この宿舎までは行くことができます

大量のマンションが廃墟となっている風景は一見の価値があると思います

岩手山の焼走り

焼走り熔岩流 · 〒028-7113 岩手県八幡平市平笠
★★★★☆ · 観光名所

八幡平の隣にある岩手山の側面から流れた出した溶岩が冷え固まって形成した溶岩流が焼け走りです

溶岩流自体は日本ではあちこちで見ることができますが

この岩手山の溶岩流は国の天然記念物に認定されています

理由は溶岩が比較的新しく風化が進んでいない点

土壌の形成が進んでいない点にあります

この噴火があったのは1700年ごろだと考えられています

300年以上前となるとかなり前に感じますが地形の歴史の中だと一瞬にもなりません

ですので土壌形成の過程を観察することができますし

流れ出た溶岩の迫力を垣間見ることができます

盛岡

焼き走りを走り終えると今日の目的地、盛岡はすぐです

久々の都会に安心することもあるかもしれません

盛岡でおすすめのグルメは盛岡冷麵です

じゃじゃ麺と悩んだのですが冷麵のほうがおすすめかなと思います

盛岡冷麵の特長は冷麵にスイカが入っている点です

初めて食べたときには半信半疑でしたがこれがとてもマッチ

めちゃくちゃおいしいし夏に最高です

春に行かれた方には少し寒いかもしれませんが焼肉屋さんにあるので

焼肉を食べつつ冷麵でもいいかもしれません

おすすめのお店は【髭】です

焼肉·冷麺 髭 · 〒020-0055 岩手県盛岡市繋尾入野47−15
★★★★☆ · 焼肉店

冷麺だけでは物足りず、焼肉も少しいただきましたがとてもおいしかったです

ということで今日は盛岡で一泊しましょう

6日目

6日目は盛岡で岩手銀行赤レンガ館を見て出発、太平洋側へ出ます

三陸海岸で東日本大震災の遺構等を見学した後、三陸海岸沿いを南下していき再び仙台へ

今日の目的地は今回2回めの仙台です

岩手銀行赤レンガ館

岩手銀行赤レンガ館 · 〒020-0871 岩手県盛岡市中ノ橋通1丁目2−20
★★★★☆ · 博物館

盛岡には1911年から2012年まで盛岡銀行の本店として使用されていたレンガ造りの建築

岩手銀行赤レンガ館があります

100年以上使用され、戦火を逃れた建築は国の重要文化財に指定されています

この設計には辰野金吾が携わっており、東京駅丸の内駅舎や日本銀行本店などの有名建築を手がけた方です

こちらの赤レンガ館もそれに負けぬ劣らぬ見た目で、当時の日本の雰囲気を今に伝えています

朝の時間であれば人も少なく、二輪車であれば前にも駐車できますのでぜひ行ってみてください

龍泉洞

出典:Wikipedia

龍泉洞 · 〒027-0501 岩手県下閉伊郡岩泉町岩泉神成1番地1
★★★★☆ · 観光名所

龍泉洞は北上高地にある鍾乳洞で、山口の秋芳洞、高知の龍河洞と並んで日本三大鍾乳洞と呼ばれます

規模としては秋芳洞には及びませんが個々の見どころは地底湖です

なんと深さ120mの地底湖があります

そこには澄んだ水が流れ込み、ライトアップと相まってとても幻想的な風景が広がります

ここの水は日本の水百選にも選ばれており、ミネラルウォーターとして人気があります

日本の湧き水は基本的に軟水が多いのですが、鍾乳洞等がある石灰石の含まれた地形では

石灰のカルシウムが水に溶けだし、硬水になります

日本では少ない水質ですので一度飲んでみてもいいかもしれません

三陸海岸

三陸海岸は北上高地が海に落ち込む海岸です

この北上高地は隆起により形成された高地となっていて、三陸海岸北部ではかなりの速度で隆起したので河岸段丘が発達しています

有名なスポットとしては鵜の巣岸壁等があります

対して三陸海岸南部では隆起が穏やかで海面の上昇のほうが早くリアス式海岸が発達しています

よく、三陸海岸といえばリアス式海岸が思い浮かばれますが実はそれは南部だけなんですね

このリアス式海岸の影響で東日本大震災の際には津波の高さが何倍にも大きくなり

甚大な被害が出てしまいました

この三陸海岸南部ではその遺構を見学していきたいと思います

まずは北部の河岸段丘を観光しましょう

おすすめは先ほど紹介した鵜の巣岸壁です

鵜の巣断崖 · 〒028-8405 岩手県下閉伊郡田野畑村真木沢
★★★★☆ · 景勝地

こちらでは急激に隆起した険しい三陸海岸北部の海岸の様子を垣間見ることができます

ここまで険しい海岸とそれが続く光景は珍しいと思います

ですが、ここは海岸段丘なので道路は段丘の上を通過しており、交通の難所とはなっていません

ここから三陸海岸を南下していきましょう

南下していくと三陸海岸の中心都市宮古市に近づくにつれて海岸の雰囲気が変わってきます

ここからリアス式海岸が始まります

リアス式海岸が始まるにつれて工事をよく見るようになります

これは土地のかさ上げ工事と防潮堤の工事です

東日本大震災の大津波を受けて三陸海岸南部の町では壊滅的な被害を受けました

ですので10mを超える防潮堤の建設を街の高さを上げるかさ上げ工事が行われています

並行して三陸自動車道の工事も行われていますのでこの辺は工事だらけになります

この光景を見るのも今だけですし、これだけの工事をしないといけないくらい大きな被害を受けたこともうかがえます

このあたりには震災の遺構として数多くの破壊された建物や施設が残されています

この中で特に言っていただきたいと思うのが田老にある『たろう観光ホテル』です

震災遺構 たろう観光ホテル · 宮古市, 岩手県

このホテルは鉄骨で建てられているので震災で倒壊することはなく、また津波を受けましたが流されることはありませんでした

ですが、その一階部分が完全に破壊されています

こんなに太い鉄骨で作られているのに鉄骨がぐにゃぐにゃになっています

津波の力をまざまざと見せつけられます

他にも破壊された防潮堤や一本の松などの震災遺構が残されていますが

個人的に一番衝撃的だったので紹介させていただきました

他にも宮古には魹ヶ埼という岬があります

本州最東端の碑 · 〒027-0111 岩手県宮古市重茂
★★★★★ · 記念碑

今回は行きませんがここは本州最東端の岬になります

あまり知名度がありませんよね

なぜかというと到達がかなり難易度が高いからです

駐車場にバイクを置いて4kmの距離、山道を歩くことになります

ここを上りました

私は舐め腐って行ってしまったのでライディングブーツにメッシュジャケットで行きました

飲み物も持たず、倒れるかと思いました

もし行かれる方がいらっしゃったら、しっかりスニーカーと動きやすい服装で、飲み物も持っていきましょう

今回は時間がないのでパスします

ここから仙台に向かって南下していきましょう

途中気仙沼で遅めの昼食にしましょうか

気仙沼は豊富な三陸沖の海鮮の主要な水揚げ港です

dav

ここで少し余談ですが

三陸沖は世界三大漁場と呼ばれるほど魚種、資源量ともに豊富です

理由は多くありますが南からの黒潮と北からの親潮がぶつかる場所でプランクトンが豊富になる点

リアス式海岸が稚魚や貝類などの隠れ場所となり資源量を確保しやすい点

上北高地から急に落ち込む海岸が山から豊富なミネラルを供給し、プランクトンが増えやすい点

この3点が大きな要因です

そんな豊かな漁場でおすすめの魚介は牡蠣とフカヒレです

ホヤも有名ですがどうしてもビジュアルが苦手でまだ食べたことがありません

三陸の牡蠣はかなり有名ですよね

先ほど山形で岩牡蠣を紹介しましたがこちらは真牡蠣です

ですので時期は秋から冬にかけてです

東北のおすすめの時期はGWですのでこの時期に行くと食べることができません

逆にGWにおすすめなのがホタテです

ホタテといえば北海道ですがプランクトンが豊富な三陸の海で育ったホタテもかなりビックサイズ

ホタテのめっちゃ美味しいのでぜひ食べてほしいと思います

気仙沼でご飯を食べるならおすすめなのが『大政寿司』です

大政寿司 · 気仙沼市, 宮城県

ここはなんといってもコスパが最高です

とくに握りとちらしがおすすめです

先ほど紹介した気仙沼名物のふかひれを使用したメニューも多くあり

ほんとうにおすすめのお店です

こうやって話しているとまた行きたくなりました

本当は気仙沼で宿泊して東北の美味しい日本酒とにぎりが最高ですが

明日がきつくなるので今日は頑張って仙台まで行きましょう

仙台

ということで気仙沼からは高速道路を使用しましょう

この高速道路は松島ICまでなんと300km以上無料で走行できる日本一無料区間の長い高速道路です

無料なら利用しない手はないと思いますので積極的に使用しましょう

でも、宮古から気仙沼はぜひ下道を走行してくださいね

復興の様子をダイレクトに感じれるのはやはり下道です

仙台は先程紹介しましたので今回はパスしようと思います

7日目

ということで7日目、最終日です

今日は仙台を観光した後、少し北上して松島へ

そこから常磐道もしくは東北道で首都圏へ戻りましょう

仙台

今日は時間がありますので朝の時間に少し仙台を観光してみましょう

杜の都仙台と呼ばれるようにとてもけやき並木が美しい街です

とくに仙台駅から青葉城に伸びる青葉通がきれいで春に行けば多くの花が植えられとても美しいです

また、青葉通を抜けた先にある青葉城から見る仙台の町並みは美しく、一見の価値がありります

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伊達政宗公騎馬像 · 〒980-0862 宮城県仙台市青葉区川内
★★★★☆ · 彫刻

ぜひバイクは置いて少し歩いて青葉城と青葉通を散策してみてください

私はバイク旅に行くときには各地方で半日ほどその地方都市を散策するタイミングを取っています

どうしてもずっとバイクに乗っていると疲れますし

また、地方都市は文化の集積地でもあります

せっかく行くのですから絶景とグルメに合わせて文化の観光もしたいですよね

バイクで通り過ぎるのとは違うじっくり人の生活を感じるタイミングも取りたいと思い

最終日になってしまいましたが仙台観光の時間を設定させていただきました

松島

仙台を出発して少し北上して松島を目指しましょう

松島は日本三景に数えられます

日本三景言えますか?

宮城の松島、京都の天橋立、広島の宮島です

そんな松島は松島湾に浮かぶ二百六十余島と呼ばれる大小様々な数多くの島が美しい風景です

松島湾の有名な景観として四大観があります

四大感は松島を見るのにおすすめの場所として紹介されます

が、4つも行くのはめんどくさいですよね

ということで私のおすすめは大高森です

出典:松島観光ナビ 様

大高森:壮観(松島四大観) · 東松島市, 宮城県

したにある無料のあおみな駐車場にバイクをとめて15分ほど登った場所にあります

あおみな 第1駐車場 · 東松島市, 宮城県

ここが一番いいスポットだと思います

駅からも遠く人も一番少ないのではないかと思います

ということで今回の東北ツーリングの目的地は全て立ち寄りました

ここからは常磐道か東北道を使用して首都圏に戻りましょう

まとめ

ということで以上で今回の内容を終わりにします

最後にまとめをして終わりましょう

まずはマイマップはこちらでした

東北ツーリングのおすすめルート - Google マイマップ
東北ツーリングのおすすめルート

概要をもう一度確認しておきましょう

1日目

首都圏→仙台

首都圏から宇都宮へ、そこから西に入り日光方面へ

そして私の好きな国道121を通り大内宿へ

大内宿のおすすめ撮影スポットは大内宿見晴台でした

出典:大内宿公式HP

そしてさらに北上して喜多方でラーメンを食べましょう

おすすめのお店は喜一でした

そこから東に向きを変えて浄土平の異世界感が素晴らしい磐梯吾妻スカイラインをとおり

福島市へ、福島からは国道4号か東北道を通り、1日目の目的地、仙台に到着

仙台では蔵の庄の金華サバと利休の牛タンががおいしいと紹介しました

2日目は仙台から秋田市を目指します

まず蔵王エコーラインで山形へ行きます

蔵王エコーラインには蔵王のお釜という日によって色が変わる面白い火口湖を見学

山形市からは山形の日本海側の主要都市、庄内平野の酒田を目指します

道中は出羽三山付近を通過する国道112号、月山道路がおすすめでした

酒田では昼食として小松鮪専門店を紹介しました

ここの1000円で食べれる中とろ丼は本当におすすめです

酒田からは北上して道の駅鳥海の岩ガキをおやつにしましょう

そして鳥海ブルーラインで鳥海山を上り、弓なりになる日本海を見て

にかほ高原におりましょう

にかほ高原では土田牧場のチーズトーストと牛乳がおいしくておすすめだと紹介しました

2日目の目的地は秋田市、仁賀保から秋田市までは無料高速があるので使用しましょう

秋田市では稲庭うどんがおすすめだと紹介しました

おすすめのお店は佐藤養助でしたね

3日目は【秋田市→青森市】でしたね

途中大きななまはげの像を見学して八郎潟へ

八郎潟では日本一低い山と言われる大潟富士

菜の花と桜のコラボレーションが美しい菜の花と桜ロードがおすすめでした

そしてまだ北上して次に寄りたいのが釜谷浜海水浴場

ここは浜に立ち並ぶ風力発電の風車が美しい場所だと紹介しました

ここから白神山地の西側の海岸を通り鯵ヶ沢へ

鯵ヶ沢でヒラメの漬け丼を地魚食堂たきわでいただきましょう

そして津軽半島に入り龍泊ラインで竜飛岬へ

竜飛岬では階段国道などを見学します

竜飛岬からは津軽半島を南下して青森市へ

大間のマグロは青森市内の鶴亀屋食堂がおすすめでした

ランチ営業のみなのでこの日は駅前寿司がおすすめだと紹介しました

4日目は【青森市→八戸市】でした

恐山では宇曾利湖や賽の河原を見学

そして大間岬へ

大間岬から東へいき活きイカ備蓄センター内の食堂でイカを頂きましょう

そこから尻屋崎で寒立馬を見ます

出典:下北ナビ 様

そして南下していき八戸で一泊します

5日目は【八戸→盛岡】でした

まずは早起きして八戸で館鼻岸壁朝市

朝市ではイカメンチがおすすめでした

八戸から西の山へ登っていき奥入瀬渓流へ

奥入瀬渓流は十和田湖から唯一流れ出る川で、水力発電に使用する十和田湖の水量維持のため

水門で昼のみ観光放水されていると紹介しました

奥入瀬渓流から十和田湖に抜け十和田湖にから南下して八幡平アスピーテラインに行きます

アスピーテラインの見どころは雪の壁でした

20km以上続く雪の壁は本当に圧巻です

春の時期にはドラゴンアイも見ものでしたね

また、アスピーテライン途中にある松尾鉱山跡地の廃墟群もおすすめのフォトスポットだと紹介しました

アスピーテラインを下って国の天然記念物に指定されている岩手山の焼走りを見学したら盛岡です

盛岡では冷麺がおすすめだと紹介しました

おすすめのお店は髭でしたね

六日目は【盛岡→仙台】でした

まずは盛岡の辰野金吾が設計した岩手銀行レンガ館を見学

日本三大鍾乳洞とよばれる龍泉洞に立ち寄った後太平洋へ

出典:Wikipedia

三陸海岸で鵜の巣岸壁に立ち寄ってそこから三陸海岸を南下していきます

宮古を超えるとリアス式海岸に代わり震災遺構が数多く出てきます

寄っていただきたいのがたろう観光ホテルでしたね

そしてさらに南下していき気仙沼で遅めの昼食に

おすすめのお店は大政寿司でした

気仙沼名物のふかひれもありますし、ちらしがとてもおいしいです

そして気仙沼からは無料高速を使用して再び仙台へ

仙台で一泊して最終日

最終日は【仙台→関東圏】でした

この日は時間に余裕があるので仙台市内を観光しましょう

おすすめの場所は青葉通りと青葉城でしたね

そして仙台から少し北上して松島へ

松島は宮島と天橋立と並ぶ日本三景の一つ、おすすめのスポットは四大観の一つ大高盛でした

出典:松島観光ナビ 様

そして高速を使用して首都圏に戻ります

以上が今回の内容になります

最後まで読んでいただき本当にありがとうございました。

また次の記事でお会いしましょう!ではまたっ

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