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絶対使え!バイク旅に長距離フェリーを活用すると行ける範囲が超拡大する!

バイク旅でフェリーを利用するメリットって何があるの?

運賃は高そうだしスピードも遅いから高速使って走った方がよくない?

いえいえ!長距離フェリーを使うメリットはかなりあります。

ロングツーリングには使えるなら積極的に取り入れていきたい移動手段だといえます!

今回はそんな長距離フェリーをツーリングで利用するメリットを紹介していきたいと思います。

この記事を読んでわかること
  • 長距離フェリーとは?
  • 長距離フェリーを使うメリットとデメリット
  • 長距離フェリーをお勧めする理由
  • 高速道路との比較してどうなの?
  • 日本各地の長距離フェリーの航路、各フェリーの乗り方

長距離フェリーってどんなの?

皆さんフェリーって乗ったことありますか?
たいていは観光で湾内や観光地で遊覧船として乗られたことあると思います。

では、移動手段だとどうでしょうか?

どうしても移動手段というとフェリーは外れてしまいがちです。

  • 遠い目的地に最速でつける飛行機
  • 都市間移動なら最速で中心地まで移動できる新幹線
  • 大きな窓で車窓に流れる景色をお酒片手に楽しめる特急列車
  • 渋滞知らずに快適に移動できる高速道路

こういったものがどうしてもメインになっていますよね?

実際フェリーを移動手段に検討したことってありますか?

では長距離フェリーとはどういったものなのでしょうか?

有名なのは大阪から大分の別府に行く『フェリーさんふらわあ』や

茨城の大洗から北海道の苫小牧を結ぶ『商船三井フェリー』です。

長距離フェリーの特徴とは?
  • バイクや車を一緒に積んで移動できる
  • 運航距離は長い物は1000kmを越える
  • 速度は速い物で25kntで約50km/h程度、平均は45km/h程度と遅い
  • メインの顧客は一般客ではなくトラックやトレーラーなどの貨物輸送

このように十分移動手段として活用できるといえると思います。

それではどんなメリットとデメリットがあるのか紹介したいと思います。

長距離フェリーのメリットとデメリット

長距離フェリーをツーリングに取り入れるメリットとデメリットを紹介していきます

メリット
  • 夜間寝ている間に移動できる
  • 高速道路などで移動する疲労を考えるとコスパ良し
  • 目的地で最後まで遊べる
  • バイクで船に乗るという非日常感にとてもワクワクする
デメリット
  • とりあえず早く行きたいという方には遅い
  • 乗船時刻、下船時刻に縛られるので時間の自由は少なくなる
  • 船酔いしやすい方にはしんどい(対策あり、後で紹介)

こういったものがあります

詳しく紹介していきます

寝ている間に移動できる

フェリーを利用する最大のメリットがこれです

長距離フェリーはその多くが夜行便です

夜行便とは夕方や夜に出港して、次の日に到着するものを言います

寝ている間に移動できるのはすごく大きなメリットでまさに移動するホテルといえます

後述しますが、フェリーの中はとても広く快適、昔の雑魚寝ぎゅうぎゅうを想像したらだめです。

中には広い空間、おいしい料理の出るレストラン、大海原を眺めながら入れる気持ちい大浴場などがあります。

疲労を考えるとかなりの高コスパ

実はフェリーって結構安いです。

例として中部地方から九州の阿蘇までツーリングに行く場合

高速利用で行った場合
  • かかる時間:14時間
  • 高速代:9780円
  • ガソリン代:6150円
  • 合計:15930円
フェリー(名門大洋フェリー)で行った場合
  • 時間:19.5時間
  • 高速代:6650円
  • ガソリン代:2400円
  • フェリー代:12710円
  • 合計:21670円

この価格差で利用できるなら僕はかなりコスパがいいと思います。

高速でひたすら走り続けて到着した九州で、そこからツーリングスタートです

きっと疲労ですぐにダウンしてしまうでしょう。

さらに、北海道とかになってくると一日で行けなかったりします。

そうなると途中で宿を取ったり宿泊する必要が出てくるので、それだったらフェリーを動くホテルとして使用するのが一番コスパがいいと思うのです

(一度高速で行っていますが、とてもしんどかったです・・・)

ちなみに、九州行のフェリーの比較については

↓こちらの記事で詳しく解説しています

メリットを最大限生かせる具体例

大阪に住んでいる社畜ライダーAさん
阿蘇に行きたくて仕方ありません
でも休みは土日だけ、、、徹夜で高速を走るのはさすがにしんどいし寝不足で翌日阿蘇を楽しめる自信がない

 

そこで登場するのが夜行フェリーです

Aさんの場合大阪から阿蘇なので【さんふらわあ】の大阪南港~別府が利用できます

木曜までにロンツーの準備を済ませておきましょう
用意は2泊3日分、ツーリングマップルを読んでいきたいスポットをリサーチ
あ、このブログもよかったら活用してください←

金曜の仕事は仕事に手がつかず、やっと迎えた17時
19:55分発の別府行きに合わせて一時間前に大阪南港へ

手続きを済ませ、バイクに乗って乗船
鏡のような瀬戸内海は全く揺れず、ベッドの寝心地は最高、海を眺めながら温泉にも浸かれます!
しっかり仕事の疲れを取りましょう

で、起きます
そこは大分県別府市
朝の八時にはバイクに乗ってフェリーを降ります
さぁツーリングスタート!!
別府からやまなみハイウェイで湯布院、九重と通過して・・・・念願の阿蘇!!
フェリーでしっかり寝たから最高のツーリング!!

ミルクロードで阿蘇を一周して草千里などを観光
やまなみハイウェイで別府に戻り別府温泉に浸かり
夕方19時30分の帰りの【さんふらわあ】に合わせて別府港に行きます

域と同じ要領で乗り込み、翌朝には大阪に戻っています
日曜は片付けと休憩してツーリングの疲れを取りまた月曜から社畜に励みましょう笑

どうでしたか?
フェリーの有用性が分かっていただけましたか?
じゃあここからは日本にある長距離・夜行・カーフェリー


三拍子そろった社畜のロングツーリングにもってこいな各社フェリーを紹介しましょう

本州~九州のフェリーを紹介

フェリーさんふらわあ

さんふらわあのHP

これは知ってるよ!って方多いんじゃないでしょうか?

関西と九州を結ぶフェリーとしてかなり有名ですよね!航路としてはこの三本

  • 大阪南港~大分県別府
  • 大阪南港~鹿児島県志布志
  • 神戸~大分県大分

を一日一往復結んでいます

この中で特記したいのが大阪南港~鹿児島県志布志港の航路です。

九州南部に行っている唯一の航路のため九州縦断ツーリングにはとても使用しやすいです

さんふらわあの予約方法から下船まで詳しく解説した記事はこちら

名門大洋フェリー

名門大洋フェリーのHP
さんふらわあと並んで有名な関西と九州を結ぶフェリーです。
大阪南港~福岡県新門司を1日2本結んでいます。
さんふらわあと比較して
・1日2本あること
・乗船している時間が短い
・料金が安い
といったメリットがありますが
阿蘇、九重といったツーリングスポットからは遠くなってしまいます。

阿蘇に行くだけならさんふらわあがいいですが九州ツーリングに行く手段としてみた場合は北九州につく名門大洋フェリーだと平尾台や、少し足を延ばせば角島大橋なども射程圏内のため、僕は名門大洋フェリーがおすすめです。

名門大洋フェリーの乗り方はこちらの記事で詳しく紹介しています。

阪九フェリー

阪九フェリーのHP
こちらは
大阪府泉大津~新門司
神戸~新門司
を結びます
こちらもさんふらわあと比較して
・1日2本あること
・乗船している時間が短い
・料金が安い
といったメリットがありますが
阿蘇、九重といったツーリングスポットからは遠くなってしまいます
また、乗船が泉大津と市内からは遠くなるのもデメリットかもしれません

4、宮崎カーフェリー

宮崎カーフェリーのHP
これは宮崎と神戸三宮というほかの3社とは少し差別化が図れています
宮崎につくので日南海岸や
さんふらわあと組み合わせて宮崎~高千穂~阿蘇~やまなみハイウェイ~別府
といった使い方もできるでしょう!!

こんなもんかな?
個人的によく使うのはさんふらわあ南港~志布志
他に名門大洋フェリーもよく使います
大阪南港が使いやすいので阪九フェリーと宮崎カーフェリーはあまり使いません

本州~北海道のフェリーを紹介

ライダーの聖地北海道、一度は行きたいと考えている方も多いのではないでしょうか?

当ブログでは北海道ツーリングをとても詳しく扱っています。

バイク系のブログでは一番詳しい自信があります!

北海道ツーリングに関するノウハウはこちらの記事でまとめています。

そんな北海道ツーリングに必須なのがフェリーです。北海道は本州とは青函トンネルでしかつながっていません。

陸路で行く方法はありませんのでバイクで行く場合はフェリーの利用が必須になってきます。

1、新日本海フェリー

新日本海フェリーのHP
僕が一番使うフェリーはこれです。何がいいかって
北海道に行くフェリーの中でも唯一朝に現地に到着する航路があります。

それが新潟→小樽の航路です。

数あるフェリー会社や新日本海フェリーの中でも多くの航路がありますが、朝につくのは子の航路だけです。

参考までに新日本海フェリーの航路の時刻と料金と時間をまとめましたので貼っておきます

各航路の比較はこちらの記事で詳しく書かせていただいています

新日本海フェリーの乗り方も予約から下船まで詳しく解説させていただいています

乗船される際にはガイドブックとして利用できるほど詳しく解説しています。北海道ツーリングを検討されている方はぜひ参考にしてください

2、太平洋フェリー

太平洋フェリーのHP
愛知県名古屋~宮城県仙台~苫小牧
間を運行します
名古屋が近いからこっち使おう!!
ってなるかもしれませんが時間かかります、名古屋~苫小牧乗ると40時間かかります
あんまりお勧めしませんこれ乗ったときはさすがに疲れました笑
名古屋~仙台
仙台~苫小牧の利用がいいでしょう笑

3、三井商船フェリー

三井商船のHP
こちらもさんふらわあですが、おおもとのさんふらわあまた別物です
栃木県大洗港~苫小牧を結びます
深夜便もあり関東ライダーの方は使いやすいんじゃないでしょうか?

まとめ

今回はフェリーを使用するメリットを紹介してきました。

まず、フェリーを利用するメリットはこちらでしたね

  • 夜間寝ている間に移動できる
  • 疲労を考えるとかなりの高コスパ
  • 目的地に疲労なく到着できる
  • 目的地で最後まで遊べる
  • バイクで船に乗るという非日常感にとてもワクワクする

逆にデメリットも解説しました

  • とりあえず早く行きたいという方には遅い
  • 乗船時間に縛られるので時間の自由は少なくなる
  • 船酔いしやすい方にはしんどい(対策あり、後で紹介)

また、大阪から九州ツーリングに行く際の例を出しましたね

あの例は本当に最大限メリットを活用した例になります。あのまま利用できる人は限られると思いますが、あんな使い方もあるんだなぁ

くらいに捉えていただけると幸いです笑

最後には日本を代表するフェリーを紹介しました

関西から九州
  • さんふらわあ
  • 名門大洋フェリー
  • 阪九フェリー
  • 宮崎カーフェリー

この中でおすすめは到着時間と到着港、料金から圧倒的に名門大洋フェリーだと解説しました。

また、九州南部にアクセスできる航路としてさんふらわあの大阪~鹿児島志布志港の航路もおすすめだと紹介しました。

北海道に行くフェリー
  • 新日本海フェリー
  • 太平洋フェリー
  • 三井商船フェリー

この中でおすすめは新日本海フェリー、特に新潟→小樽の航路だと紹介しました。

理由は北海道行のフェリーで唯一の朝に到着する航路だからです。

夜に到着すると港の近くで宿をとらないといけません。宿代もかかるし出鼻をくじかれるような気分です笑

今回の記事は以上になります。

最後まで読んでいただいてありがとうございます!この記事が皆様のバイク旅の後押しになれば幸いです。

ではまたっ

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