【たった3つ】学生でも大型バイクは維持できる。維持費を年間10万円以上安くする方法

ツーリング講座

今回はバイクの維持費を安くする方法について解説していきます。

バイクの維持費って結構高いですよね。

ネットで調べていると大型バイクの維持費にはセダン一台分の維持費がかかるとかいう情報も出てきます。

僕もバイクを買った当初はかなり生活がバイクの維持費に圧迫されていました。

でも今はかなり楽に維持費できるようになりました。

今回は僕が頑張っていろいろ勉強してきて維持費を楽にするまでにどんな方法をやってきたのか紹介したいと思います。

・バイクの維持費が高くて維持していけない

・今250㏄に乗ってて大型にステップアップしたいんだけど、維持費が高そうで維持できるかな

・学生でお金がないけどバイクに乗りたい!

こういった悩みを持たれている方にとっては参考になると思います。

維持費が高くて困っている方の救いになれると思います!最後まで読んでいただけたら幸いです。

バイクの維持費を安くする方法

早速結論から話しますが

バイクの維持費を安く抑える方法はこちらの三つです

  1. 保険料を安くする
  2. タイヤをライフ重視の銘柄に交換する
  3. リセールを考慮してバイクを購入する

これに至った理由を解説していきたいと思います。

バイクの維持にはお金がかかる

乗られている方はもちろんご存知かと思いますが、バイクの維持にはとてもお金がかかります。

簡単に見積もってもでもこのくらいは発生します

バイクにかかる維持費
  1. 税金
    • 自動車税
    • 重量税
  2. 保険料
    • 自動車賠償責任保障(自賠責)
    • 自動車保険料(任意保険)
  3. ガソリン代
  4. ローンを組む場合は車両代
  5. メンテナンス費用
    • 車検代
    • タイヤ交換代
    • オイル交換代
    • プラグ交換代
    • 各種フィルター

この中でも特に大きな費用になるのが

  1. 税金
  2. 車検代
  3. 保険料
  4. タイヤ交換代
  5. ガソリン代

この5つです。それぞれどの程度かかるのかざっくり紹介します

  • 51cc~125cc
    • 年間81875円
  • 126cc~250cc
    • 年間163580円
  • 251cc~
    • 年間217740円

どうでしょうか?皆さんの感覚とずれていますか?

『そんなにかかるの!?』となっていたり『あれ?意外とそんなもんか』となっている方もいらっしゃるでしょうか?

僕は圧倒的に前者の方のほうが多いんじゃないかと思っています

これを聞いてまだバイクを購入されていない方は維持していけるか不安になってきたんじゃないでしょうか?

でも大丈夫です!!

この先この記事を最後まで読んでいただけたらきっとその不安はなくなっているはずです。

維持費を安くする具体的な方法

これらを踏まえた上で先ほど紹介した3つの方法を見てみましょう

  1. 保険料を安くする
  2. タイヤをライフ重視の銘柄に交換する
  3. リセールを考慮してバイクを購入する

仮に先ほど紹介した表に照らし合わせてみると

  • 1は保険料は自賠責と任意保険を合わせての74840円
  • 2はタイヤ交換代の40000円

これらの項目に対してかかる話だということが分かります。

  ※3つ目のリセールの話はまた後でしたいと思います。

では、ここから具体的な方法について紹介していきたいと思います

保険料を安くする方法

まずは普通に払っていると年間74840円かかる保険料を安くする方法を紹介していきます

バイクにかかる保険料は二種類あり

  1. 自動車賠償責任保険(自賠責)
  2. 自動車保険(任意保険)

があります。自賠責は強制保険ともいわれ、運営は国が行っている保険です。これは解約することも安くすることもできません。

自賠責保険は掛け金に対しての補償内容はコスパがいいです。絶対に加入しましょう。

ですが、最近の事故では5億円などの賠償責任を命じられることも多く、自賠責保険ではカバーしきれません

自賠責保険のMAX補償額は3千万円

なのでそれを補うために必要なのが民間の保険会社が運営する自動車保険、通称任意保険です。

任意と言いながら必ず入っておかないと5億円の賠償責任を命じられた際に人生エンドになりますので加入は必須です。

この項目ではこの任意保険料を安く抑える方法について解説していきます。

バイクの保険の内容や費用を安くするもっと踏み込んだ内容はこちらの記事に詳しくまとめています

保険料を安くする具体的な方法は

  • 補償内容を見直す
  • 運転者の年齢制限をかける
  • 相見積もりをとって相場を把握する

この3つだけです。ほんとうにこれにつきます!

保険のことは難しくてわかりにくいですができるだけ簡単に解説しますので是非やってみてください

僕は昔あい○いニッセイ損保の保険に入っており、その時は年間10万円近く払っていました

この3つを実行して年間5万程度に抑えることができました。保険料は維持費の大きな部分を占めています。その分減らせる額も大きいので絶対に押さえておきたい項目です!

補償内容を見直す

保険について何もわからないままバイク屋に言われるがままに加入した際に多いのが保証が手厚くなりすぎているパターンです。

補償内容について書いていくと1記事かけてしまうほど長くなってしまうのでこの記事を読んでください

簡潔にいうと必要なのはこの保証のみです

  • 対人対物無制限
  • 弁護士費用特約
  • 距離無制限レッカーサービス

『人身傷害補償を付けないとケガしたときどうするの!』

『同乗者傷害補償を付けないなんてケガさせたらどうするんだ!』

『車両保険が無いと自損事故の時に修理代が払えないじゃん!』

様々な反論あるかと思います。それもこちら↓でまとめていますのでそちらを読んでいただけると解決するかと思います。

ですが結局保険の内容は個人の価値観ですので僕がこの内容がいいと言ってもいざ事故したときに

『ほら!やっぱり○○特約が行ったじゃないか!いちまるは頭がおかしい』

そういうことになります。

最後はご自身の価値観での判断をお願いします。

相見積もりをとって相場を把握する

このブログではいつも言っていますが相場を把握して契約することはとても大切なことです。

なぜなら、相場を知らないとぼったくり料金で契約させられても、それに気づけないからです。相場を知らない客はまさにねぎを背負ったカモです笑

たとえば『1000円で売っている500mlのコーラ』があったとします。これ、買いますか?

絶対買いませんよね笑

それは皆さんがコーラの相場が150円程度だと知っているからです。

では、トヨタ自動車の株価が1株2000円で売っていたとします。これは買いますか?買いませんか?

きっとほとんどの方がわからなくて買わないと思います。それはこの価格が安いのか高いのかわからないからです。相場を知らないから。

では、保険料はなぜ相場を知らずに買ってしまう(契約する)のでしょうか?

バイク屋さんに言われるがままバイク屋が提携している保険会社で契約していませんか?

保険料にも高い安いがあります。相場があるのです。

ではどうやって相場を把握できるのか、それが相見積もりです。

相見積もりは保険会社数社から保険料の見積もりをもらうことができます。

きっと同じ補償内容でも会社によって保険料の開きにびっくりすると思います。

↓保険料の相見積もりはインズウェブが入力項目も少なく、シンプルで分かりやすくておすすめです。

インズウェブ一括見積はこちらから

タイヤをライフ重視のタイヤに交換する

意外かもしれませんがバイクのメンテナンス関係で一番維持費がかかるのはタイヤ代です。

タイヤの交換頻度は早いものだと3000km走ると交換になります。タイヤの交換費用はタイヤ代と交換工賃で大型バイクだと4万円ほどかかります。特殊なタイヤサイズだともっとかかるものもあります。

ここを安くするために大切なのはライフ重視のタイヤを履くことです

タイヤには

  • スリックタイヤ
    • タイヤに溝がなくとてもグリップ力が高いがウェット性能(濡れ路面での性能)がとても悪い。公道では使用できない。レース向き。
  • スポーツタイヤ
    • スポーツバイクなどでスポーツ走行をするのに適したタイヤ。乾いた路面でのグリップ力が高いが減りやすい。ウェット路面やタイヤが冷えている状態ではとても滑りやすい。
  • ツーリングタイヤ
    • ツーリングに適したタイヤ。様々な気温や路面状況でグリップ力を確保できるように設計されている。また、ライフも長く設定されている

大まかにこの三つに分けれます

ツーリングタイヤでもスポーツタイヤ寄りのものやスポーツタイヤでもツーリング寄りのものなど、様々な銘柄のタイヤが各メーカーからラインナップされています。

タイヤを選ぶ際には自分の条件を店員さんに伝えて自分に合ったタイヤを選択することが大切です。

2022年1月現在、ライフ重視のタイヤでおすすめはこちらです

  • ダンロップ ロードスマート3S
  • ピレリ エンジェルST
  • ミシュラン パイロットロード2
  • メッツラー ロードテックZ8

この辺がコストパフォーマンスがよくおすすめです。参考にしてください

リセールを考慮して購入する

リセールというのはあまり聞きなれない言葉かもしれません。

リセールとは【買った値段に対していくらで売れるか】を表す言葉です。

リセールがいい とは買った価格に対して売った時にそれに近い価格、もしくは値上がりしてしまうようなものに対して使用されます。

意外と見落としがちなのがこのリセールです。維持費を考えるうえでこのリセールは外して話すことができないほど重要な項目です。

新車価格が同じバイクでも・・・

【例えば】

250ccのバイクを買う場合【リセールのいいバイクA】と【リセールの悪いバイクB】があったとします。

AとBはどちらも新車で100万円で購入したとします

そして5年後に大型にステップアップのために手放すときに

  • Aは60万円で売れました
  • Bは20万円で売れました

視点を変えると、こう考えることができます。

  • Aは5年で40万円の維持費がかかった
  • Bは5年で80万円の維持費がかかった

選んだバイクが違うだけで5年でBはAの倍の維持費がかかったことになります。

これがリセールの威力です。

『そんなことを考えてバイクを買ったら楽しくない!』

『自分の乗りたいバイクに乗るのが一番いい!』

もちろんそれはごもっともだと思いますし、僕もそう思います笑

でも、今回のテーマは”維持費”に重点を置いた話なので話させていただきました。

補足ですが、免許がまだの方には合宿免許での取得をおすすめします。

合宿免許は短期間で格安で免許を取得できる方法です。

数日間の連続した日数が必要なのはデメリットですが、確保できるなら使わない手はありません!

↓全国で実施される合宿免許はこちらのサイトから検索できますので参考にしてください。

うるさいようですが合宿免許でも相場を知ることが大切です!笑

もうバイクを持っている場合

今バイクを持っている方には関係ない話?

ではありません!今バイクを持たれている方にも関係があります。

今自分のバイクが一体いくらの資産価値があるのかは把握しておいた方がいいです。

バイクの価値は株価や為替のように変動します。時代のニーズが変化しているからです。これは四輪車にはスポーツカーやSUVなどのいわゆるマニアが多いジャンルに限られますが、バイクは嗜好性の高い乗り物のため、その資産価値は常に変動します。

例えば、今値上がりしているホンダのホーネットですが、数年前はここまでの価格ではありませんでした。

値上がりした理由は250ccの4気筒バイクがほぼ消滅してしまったからです。

※現在250の4気筒で新車購入できるのはZX-25Rのみです。

ニーズがあるジャンルで需要がなければ値上がりします。需要と供給のバランスです。

なので、今全く人気のないバイクであっても数年後には突如価値が跳ね上がるバイクがあるのです。

バイクの資産価値を確認する方法はバイク屋に今売ったらいくらか聞くだけです。聞いたからって売らないといけないわけではありません笑

もしなじみのバイク屋がない場合はバイク王などでネットから無料査定してもらえます。こちらもしたからって必ず売らないといけないわけではないので気軽に使用してみてください。

まとめ

では今回の内容をまとめていきたいと思います。

この記事ではバイクの維持費を安くする方法として3つ紹介しました

バイクの維持費を安くする方法3つ
  • 保険料を安くする
    • 相見積もりの利用
      • 保険料の相場を知る
      • 同じ内容の補償でも会社によって価格が違う
    • 補償内容の見直し
      • 不要な補償に入らない
        • 対人対物無制限
        • 弁護士費用特約
        • レッカー距離無制限
        • この三つでいいと個人的には考える
  • タイヤのはライフ重視のものを選ぶ
    • バイクのメンテナンス代で大きなウェイトを占めるのがタイヤ代
    • バイクのタイヤには2種類ある
      • スポーツタイヤ
        • ドライグリップが高いが減りやすい
      • ツーリングタイヤ
        • グリップはスポーツタイヤには及ばないがウェットグリップや冷えてる時にもグリップする。
        • 減りにくい
    • ツーリングタイヤを選択することでタイヤ代を節約できる
      • サーキット走行や峠をガンガン攻める人は選択しないように
  • リセールを加味した購入を意識する
    • リセールとは売った時にいくらで売れるかという意味
    • 100万円で買ったバイクでも5年ご売るとき
      • 20万→5年で80万円の維持費がかかった→年間16万の維持費
      • 80万→5年で20万円の維持費ですんだ→年間4万円の維持費
        • このようにかなり重要な要素であることがわかる。
    • バイクの資産価値はバイク買取業者の相見積もりで確認可能

こういった内容の記事でした^^

今回は少し難しい内容の記事になってしまいましたができるだけわかりやすく書いたつもりです。

もしここがわからない!などありましたらコメント欄に残していただけると助かります。

今後の記事改善にご協力をお願いします。

と、いうことで今日はこのへんで終わりにしたいと思います!ではまたっ!

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