やらないと事故につながる!?日常点検のやり方を初心者に分かりやすく解説

ツーリング講座

今回はバイクの日常点検について書いていこうと思います

安全にツーリングするためには人の健康はもちろん、バイクの健康も必須です

みなさん、日常点検していますか?

日常点検?ちゃんと半年に一回バイク屋さんに法定点検出してるから大丈夫でしょ!?

バイクの構造のこと全然わからないし、でも今までやってないけど壊れてないから大丈夫でしょ!

これは結構危険です

バイク屋さんは神様ではありません

今壊れている場所、壊れかけている場所は見つけることができますが

これから半年の間に壊れる場所まで特定することはできません

また、バイクは経年劣化します

新車で乗り始めた時がピークで、それより信頼性がいいときはありません

使用年数がたつにつれて、走行距離が増えるにつれて故障は必ず起きます

それを、新しかった今までが大丈夫だったから、これから劣化してきても大丈夫!

放置するのはとても危険です

人間でも

『一年に一回の健康診断を受けているからこの一年は病気しない』

なんてことは無いですよね

健康診断を受けていても風邪は引きます、ガンになるかもしれません

それを防ぐためには日々の体調管理、生活習慣が必須ですよね

バイクでもそれは同じです

なので自分で点検できるところはしっかり確認しようと、そういう話です

点検とか整備といっても・・・バイクのことは全く分からないし

工具なんて持ったこともないし・・・

こんな声が聞こえてきます笑

今回の記事で紹介するのは本当に基本的な箇所です

知識がなくても絶対わかるようなポイントばっかりです

工具も1000円もあれば買えるものばかりです、これから長いバイクライフ、基本工具ぐらいはあっても損しません

この記事の信頼性

 ・僕は学校で航空機の整備について勉強してきました

 ・仕事は航空機の製造をしています

 ・航空整備士の資格を持っています

ですのでその辺の方に比べると工具の取り扱いやエンジンなどの知識はあると思います

その経験から話していこうと思いますのでよろしくお願いします!

バイクの日常点検の方法

じゃあさっそく書いていきましょう!

まずは点検方法ですが、基本目視で確認できます

触った感覚で確認とか勘に頼る職人のような感覚は必要ないので安心してください

最低限必要な日常点検の項目はこちらです

点検項目
  1. 灯火類
  2. 液漏れ(オイル・冷却水など)
  3. タイヤ
  4. チェーン
  5. ブレーキ

では順に行きましょう!

灯火類

法律に関係する灯火類とは以下です

灯火類の種類
  • 前照灯(ヘッドライト)
  • 旋回表示灯(ウィンカー)
  • 制動灯(ブレーキランプ)
  • 後部表示灯(テールライト)
  • ライセンス灯(ナンバー灯)

このいずれかが切れていると法令違反になります

確認方法は点灯操作をして目視確認します

順に確認方法を紹介します

前照灯(ヘッドライト)

ヘッドライトは余裕で確認できますね

エンジンをかけて確認しましょう

 ※キーオンで点灯するモデルも多いと思いますがそれだけでつけているとバッテリー上がりの原因になりますので、エンジンをかけて確認しましょう

確認するのは以下の三つ

ヘッドライトの点検項目
  • 点灯の有無
  • Hi-Lowの切り替え
  • 光軸

点灯の有無はまぁ絶対にわかりますね!

最近のLEDは常用で玉切れすることはありません、もしLEDで点灯しない場合は電気系統に不具合があります、注意しましょう

ハロゲンランプを使用しているバイクはら、ほとんどの場合は玉切れです

ハロゲンは黄色いふわっとした明かりを発します

豆電球のおおきいバージョンみたいなものです

こちらは玉切れが多いので注意して見ましょう

あと、ヘッドライトはHiの確認をわすれないようにしましょう

よくあるトラブルとしてHiに切り替わらない、というものがあります

この原因のほとんどはハンドルの切り替えスイッチの接触不良です

Hiをあまり使わないような都会に住んでいる方だとスイッチの接点が腐食して接触不良を起こしがちです

まぁここは難しい話なのでこのくらいに・・・

最後に、ヘッドライトで確認しておきたいのは光軸です

光軸とは、ヘッドライトが照らしている角度です

光軸が上がりすぎていると前から来た車がまぶしく

光軸が下がりすぎていると足元しか照らせず前が見えません

光軸は角度が法律で決まっています、256cc以上は車検時に調整が必要なのでよっぽどズレていませんが

250cc以下では結構ズレている場合がありますのでしっかり確認しておきましょう

目安はLowで40m先、Hiで100m先の障害物が見えるようになっていることです

頑張ってお絵描きしました笑

旋回表示灯(ウィンカー)

ウィンカーは常時ついているわけでわないので切れにくいですが

切れると気づき難いです

最近の電子式リレーの場合はどれかが切れるとハイフラッシャーという現象になり

ウィンカーの点滅が早くなりますので

わかると思います

もし出先できれた場合は手信号を使用しましょう

手信号はBikejinさんで詳しく解説されていましてのでこちらからどうぞ

制動灯(ブレーキランプ)

灯火類で特に、気づきにくいのはブレーキランプでしょうか

後ろについているうえにブレーキを踏まないとつかないという・・・

点検方法ですが、夜間に見るとわかりやすいです

昼に見る方法ですが

バイクの後ろを壁に近づけましょう

そしてブレーキをかけてみましょう、壁に光が反射して見えると思います

他にもガラスに反射させるとか、黒い車に反射させるとか、いろいろあると思います

点灯しない場合はバイク屋さんに持って行くのが確実ですが

セルフで修理したい場合は以下を確認しましょう

ブレーキランプが点灯しない原因は大きいのはこの3つかなと思います

もちろん他に原因がある場合もありますが・・

ブレーキランプが点灯しない原因
  • 玉切れ
    • 電球が切れてしまっています、球を外して、よく見るとフィラメントが切れているのが確認できます
    • LEDの場合はほぼ玉切れしませんのでこれは該当しません
  • 接触不良
    • 球をくりくりしてみてついたり消えたりする場合は接触不良が疑われます
    • 接点復活剤などを吹いてみましょう、治らない場合接点を物理的に磨かないといけません
  • スイッチの不良
    • フロントブレーキでは反応するけど、リアブレーキでは反応しないという場合はスイッチの故障や、調整がずれている可能性があります
    • ブレーキランプのスイッチはブレーキ周辺にあります、ブレーキをかけた時に物理的に当たるような構造が多いと思いますが、最近は電子的にとっているものもありますので一概には言えません
    • ブレーキをかけた時に当たる構造になっていると思いますので確認してみましょう、結構調整がずれていることが多いです

原因が分かり修理できる場合は修理しましょう(修理方法は今回の記事と種子が違いますので書きません、機会があれば書こうと思います)

わからない場合はバイク屋さんに持って行きましょう

後部表示灯(テールランプ)

テールランプはバイクの後ろについている赤いランプです

キーオンでは常時点灯しています

こちらも、確認するときは、念のためエンジンをかけて確認しましょう

バッテリー上がりを防ぐためです

こちらは確認は見るだけで簡単にわかるので割愛します

ライセンス灯

ライセンス灯は後ろについているナンバーを照らすライトです

これが切れていると夜間にナンバーを確認できず違反になります

最近のバイクはLEDが採用されている・・・とは言い切れません

いまだに電球も主流なので切れていることもあると思います

ちなみに僕はLEDに交換しました

リア周りの見た目が近未来的になりますし、玉切れしなくなるのでお勧めのカスタムです

これで灯火類の確認を終わります

液漏れ(オイル・冷却水など)

バイクにはたくさんの液体が使用されています

バイクに使用されている液体
  • エンジンオイル
  • ブレーキフルード(フロント、リア)
  • エンジン冷却水 ※水冷エンジンのみ
  • サスペンションオイル(リア、フロント)
  • 燃料

ざっとこんなもんでしょうか?

結論、これらはどれが漏れてもバイクが壊れたり、けがをする原因になります

漏れが確認できた場合は乗車をやめてバイク屋に持ち込みましょう

それぞれの役割と、漏れるとどんなことが起こるのか紹介します

エンジンオイル

エンジンオイルはエンジンの血液です

エンジンにはなくてはならない存在です

エンジンオイルの役割
  1. 潤滑
    • エンジン内部は金属同士が擦れ合う箇所がたくさんあります
    • 金属同士が擦れ合う箇所は油がないとどんどんすり減ってしまいます
    • エンジン内部は回転中は常に油がいきわたっていないといろいろな部品がすり減ってしまいます。
    • なので油をエンジン内部にいきわたらせて部品を潤滑させています。
  2. 密閉
    • エンジンは燃料を燃やしています
    • その燃料が燃えた時の圧力を走る力にしています。
    • なのでその燃えた時の圧力を外に出さないことが必須です。
    • 密閉といえばパッキンなどを使いたいですがエンジン内部は高温高圧です
    • 熱に弱いゴムや劣化に弱い樹脂では簡単に壊れてしまいます
    • なのでエンジン内部では金属同士の間に油膜を張り
    • 圧力を密閉するようになっています。
  3. 冷却
    • 最近は水冷エンジンの普及で
    • オイルが主でエンジンを冷却している訳ではないですが
    • 水冷エンジンでもエンジン内部をオイルが循環することで
    • エンジンの冷却を行っています。
    • 空冷エンジンではオイルを走行風で冷やすオイルクーラーが
    • 装備されています、あれはオイルが主にエンジンを冷却していますね。
    • ※油冷エンジンも空冷エンジンの一種です
  4. 洗浄
    • エンジンオイルはエンジン内部の汚れや異物を集めて
    • フィルターで濾されることでエンジン内部を洗浄する役目があります。
    • エンジン内部には燃焼ガスが充満しますが
    • 燃焼ガスには燃料が燃えた時に発生するススが含まれています。
    • 他にも、金属同士がこすれることで発生する金属の粉などが主な異物ですね。
  5. 防錆
    • 防錆、つまりサビ止め効果です。
    • エンジンは様々な金属で構成されています、金属、つまり錆びます
    • エンジンオイルは金属の表面に油膜を張ることで金属を酸素から遮断し腐食から保護します。
      • バイクをしばらく乗らない場合は時々エンジンをかけようというのはこの防錆効果を維持させる意味があります。

どうでしょう?

これだけ重要なエンジンオイルが漏れてなくなっているとどうなるか、わかりますよね?

ブレーキフルード

次はブレーキフルード(ブレーキオイル)です

いや、ブレーキフルードってなんやねん!

いきなりブレーキフルードって言われてもわからへんわ!

はい。。

レーキフルードとはブレーキを動かすための作動油です

・・・・・・・( ^ω^)・・・

大丈夫です、わかりやすく解説します←

ブレーキって、レバーを握ればホイールについているブレーキが動作します

ということは、ブレーキレバーとホイールの間に何か力の伝達があるはずですよね

それが【油圧】と呼ばれるシステムで力を伝えています

※排気量の少ないバイクや、軽量なバイクは一部ワイヤーで力を伝えています

油圧とは油の圧力で力を伝達するシステムです

油圧の特徴は、小さい力を何倍もの大きい力に変換できます

なので、人間の握力程度の小さな力で200kg以上あるバイクを100㎞/h以上の高速から止めることができるのです

他にも油圧はショベルカーなど重機のアームの操作、ごみ収集車のごみを圧縮する装置など

力のいる機械にはほぼ100%使われています

このような油圧の要は力を伝達する油です

これを作動油(ハイドロフルード)といいます

 ※ブレーキに使われるものを特にブレーキフルードと言います

この作動油が漏れていると圧力を伝えることができません、つまり力を伝えれません

ブレーキでこれが起こると?

そう、ブレーキが利かなくなります

エンジン冷却水

エンジン冷却水はエンジンを冷却している水です

水といいますが、水に特殊な物質を混ぜて金属の腐食、水の劣化、凍結の防止などの特性を向上させています

冷却水はLLC(ロングライフクーラント)とも呼ばれます

これが漏れてなくなってり減ってしまうとどうなるのか

エンジンを冷却できなくなります

つまり、オーバーヒートします

サスペンションオイル(フォークオイル)

サスペンションとは、路面からの突き上げを弱めてくれる装置です、これがないと長時間バイクに乗るなんて到底無理です笑

ちなみにハーレーは昔リアのサスペンションがなかったそうで、基本的にリアサスペンション無しだっとそうです。

サスペンションがついているバイクをソフテイル(ソフトテイル:柔らかい後輪)と言い、当時はリアサスペンションを隠すために独特な見た目をしていました

現在もその見た目を継承したモデルをソフテイルファミリーと呼ばれています

話がそれました

サスペンションはバネとダンパーという二つの役割に分けることができます

・バネはタイヤが段差を踏んだ時の衝撃をふわっといなしてくれます

・ダンパーは、ばねの跳ねを打ち消してくれます

跳ねとは→ばねに重りを吊って揺らすとずっと上下に動いていますよね、あれが跳ねです←語彙力

ダンパーの中の構造などは難しい話になるので割愛しますが

簡単に言うと粘性のある油が細い穴を通る抜ける抵抗で、ばねの跳ねを減衰させています

ということで、サスペンションオイルの役割はバネの跳ねの減衰となります

なのでここまで紹介した液体よりは重要度はかなり低いです

もし、漏れたオイルがブレーキディスクやブレーキシューに付いたら・・・?

ブレーキが利かなくなります

タイヤに付いたら?滑ってこけますよね

役割はそうでもなくても、漏れると重大な事故につながりかねません。

確認は怠らないようにしましょう

フューエル(燃料)

フューエルなんてかっこいい言い方してますが←ネイティブが出ちゃう

燃料、ガソリンのことです

まあ、ガソリンが漏れる。。。危ないに決まってますよね

漏れた液体の特定方法

ここまで、液体が漏れているとどうなるかを紹介してきました

ふむふむ。わかった!じゃバイクを点検してくる!

・・・・・・

わーーーーー!なんか漏れてる!これ何?もしかしてガソリン!?

やばい!やばいーーー!!

さあえらいことになってきました笑

じゃあ、漏れている液体が何なのか特定する方法を紹介します

漏れている液体は五感を使って特定していきます

五感といってもいきなり舐めたらだめですよ?

まずは色を確認しましょう

といっても、アスファルトにこぼれているとそこまでわからないと思いますのでここでは参考程度にします

漏れた液体の色を見る
  • エンジンオイル:黄色~褐色~黒
  • ブレーキフルード:透明~黄色
  • エンジン冷却水:青や赤(銘柄による、確認しておく)
  • サスペンションオイル:透明・赤など
  • ガソリン:赤

粘度を目視確認

色を見たら次は粘度を確認しましょう

漏れた液体の粘土
  • エンジンオイル:ドロドロ
  • ブレーキフルード:ドロドロ
  • エンジン冷却水:サラサラ
  • サスペンションオイルドロドロ
  • ガソリン:サラサラ

匂い

目視で確認出来たら大まかな目安がついたと思います

次は匂いです

漏れた液体の匂い
  • エンジンオイル:灯油のようなにおい
  • ブレーキフルード:無臭~灯油のようなにおい
  • エンジン冷却水:甘い匂い
  • サスペンションオイル:灯油のようなにおい
  • ガソリン:ガソリン匂い、かなり臭い

ここでガソリンと冷却水かそれ以外かを判断できるようになると思います

もしガソリンだった場合はエンジンは絶対にかけないようにしましょう

そしてバイク屋に連絡してレッカーしてもらいましょう

何回も言います!!絶対にエンジンはかけてはいけません!!!

さらに、ガソリンが大量に漏れて下水に流れた場合は消防に連絡が必要です

エンジン冷却水は甘い匂いがしていい匂いがしますが

毒です、食べないようにしましょう笑

注意しないといけないのは人間はよっぽど食べないでしょうが、犬や猫が舐める場合があります

触ってみる

触ってみて確認することもできます

ただ、これで確認できるのはオイルか、ガソリンか、そうでないか程度です

漏れた液体の接触確認
  • エンジンオイル:ヌルヌル
  • ブレーキフルード:ヌルヌル
  • エンジン冷却水:サラサラ
  • サスペンションオイル:ヌルヌル
  • ガソリン:サラサラ、乾きやすい、乾くと手が白くなる

です

ここでもガソリンは見分けることができるでしょう

どこから漏れているのか

れが特定できれば今までの方法と合わせて確実に特定できます

漏れ箇所
  • エンジンオイル:クランクケースやシリンダヘッドから漏れやすい
  • ブレーキフルード:ブレーキマスターシリンダー、ブレーキホース、ブレーキキャリパー
  • エンジン冷却水:シリンダ周りから漏れやすい
  • サスペンションオイル:前後サスペンションのシール部からしか漏れない
  • ガソリン:漏れ箇所を特定しにくい

ということでこれでほぼ特定できたと思います

エンジンから漏れている場合は冷却水かエンジンオイルです

サラサラかドロドロか

サラサラかヌルヌルか

青や赤か、黄色~黒か

甘い匂いがするか、灯油のにおいがするか

などで見分けましょう

タイヤ

タイヤはバイクが走るうえでかなり重要です

タイヤが劣化していたり空気圧が低かったり高すぎたりすると走行に支障がきたします

タイヤの確認ポイントはこちら

タイヤの点検項目
  • 空気圧
  • ひび割れ
  • 摩耗
  • パンク

この三点です

それぞれ紹介します

空気圧

バイクのタイヤの空気圧は走行の特性に大きく影響します

空気圧が高いと倒しこみは軽くなりますがグリップが低くなります

低いとグリップは上がりますが倒しこみが重く長時間乗ると疲れます

指定空気圧はスイングアームにシールが貼ってあると思いますので確認してみましょう

空気圧の確認方法は空気圧計があれば一番いいですが

無い場合はガソリンスタンドで無料で空気が入れれますので、そこで確認しましょう

わからない場合は店員さんに言えば確認してもらえます

ひび割れ

タイヤもゴムです

ゴムは耐候性が弱く、紫外線や熱で劣化します

劣化したゴムは硬くなり、グリップが落ちます

それの確認はタイヤの側面を見ればわかります

劣化したタイヤは側面に細かいひび割れができます

こうなったら交換時期ですので早い目に交換しましょう

摩耗

タイヤは使っていると摩耗します

こうなる前に交換しましょう笑

摩耗するとタイヤの溝が無くなってしまいます

じゃあタイヤの溝はどんな役目をしているのかというと、走行中、タイヤと路面の間の水を排出する役目があります

イヤと路面の水が排出できないとハイドロプレーニング現象と言って、水の上をタイヤが滑るような現象が発生します

ふむふむ、摩耗するとダメなのはわかったけど、どこを見たら摩耗してるってわかるの?

タイヤの摩耗はスリップサインで確認します

スリップサインとは何か

スリップサインは、タイヤの溝の中にある出っ張りです

口で言ってもわかりにくいので絵で説明します

この絵頑張って書いたのでしっかり見てください←

まず、タイヤが摩耗するとは上のような状態です

左が新品右が摩耗した状態です

溝の深さが浅くなっているのが分かります

その浅さの基準が分かるのがスリップサインです

スリップサインの場所は、タイヤの側面にある三角形を探しましょう

その三角形の延長線上の溝にスリップサインがあります

スリップサインの見方は以下の通りです

この図はスリップサインの断面を表します

ちょっと見にくいですがこんな感じです

タイヤの外表面が摩耗してくるとスリップサインがだんだん表面に出てきます

こうなると溝が浅くなってきていてタイヤの排水性能が落ちてきているので交換時期だということが分かります

パンク

パンクは昔のチューブタイヤのバイクではよくありましたけど

最近のチューブレスタイヤでは勢いよく空気が抜けることは無くなりました

その代わり、走行中に刺さっていた釘の影響で翌日に乗ろうとしたときにペッシャンコ。。

なんてことが起こることがあります

さすがにペッシャンコで乗れば違和感でわかると思いますが

空気が抜けた状態で乗ってしまうとビートが外れる(勢いよくパンクする)などにつながってしまします

チェーン・スプロケット

チェーン・スプロケットの役割はエンジンの動力をタイヤに伝達する役目です

※ハーレーのベルトドライブヤ、スクーターのCVT、BMWやヤマハが採用するシャフトドライブなどはチェーン・スプロケットがありませんので点検は不要です

チェーン・スプロケットの点検個所は以下

チェーン・スプロケットの点検個所
  • サビ、腐食
  • キンク(曲がり)
  • 摩耗
  • たるみ

です

順に解説していきます

サビ・腐食

チェーンは鋼材でできているため腐食します

一部表面処理をしてさびにくくしたもの(ゴールドチェーンなど)がありますがその表面処理の耐久性はずっとは続きません

点検は目視で行います

上の写真を見ると一目瞭然化と思います

 ※ここまで放置しないようにしましょう笑

チェーンとスプロケットを見て赤いさび白い腐食があれば要注意です

自分で清掃、注油をするかバイク屋さんにお願いしましょう

キンク(曲がり)

腐食がさらに進むとキンクと言って曲がった状態でチェーンが固着してしまいます

キンクした状態で走行をするとチェーンが切れたり外れたりする危険がありますので注意しましょう

点検は目視点検で行います

キンクはそこだけ曲がっているので見つけやすいかと思います

摩耗

チェーンもスプロケットも金属同士が擦れ合っているので摩耗します

摩耗するとチェーンが垂れてきたり、スプロケットがつんつんになり外れやすくなります

チェーンのたるみは次項で解説します

点検は目視点検を行います

新品状態を覚えておいてどれだけ減っていくか確認しましょう

 ※これらはすぐに摩耗することは無いのでそこまで気を付ける必要はありませんが、中古など、車体のセンターラインがあっていなかったりするとスプロケットが辺摩耗したり、チェーンが片伸びするので注意しておきましょう

チェーンのたるみ

チェーンがたるんでいるとチェーンが外れたり伸びたりしやすくなります

チェーンのたるみは少なくても多くても行けません

ちょうどいい張にしておかないとスプロケットが摩耗してしまいます

適切なチェーンのたるみ具合はチェーンカバーにシールが張られている場合そこに書いている場合が多いです

ここです

ここで張り具合を確認しましょう

※取り扱い説明書にも書いています

じゃあ点検をしましょう

点検方法は測定をします

手順です

チェーンの張りの測定方法
  1. エンジンを止めてギアをローギアに入れます
  2. クラッチを切らず車体をカクンと当たる場所までバックさせます
  3. そこでチェーンの下側のたるみの幅を測定します
    • →注意はチェーンはオイルでギトギトですので素手で触らず工具や棒などを使いましょう

ブレーキ

ブレーキは故障するとかなり重大な事故につながります

走行前に絶対に確認しておきたいですね

ブレーキで確認しておきたいのは以下です

ブレーキの点検事項
  • ブレーキシュー(ブレーキパッド)の残量
  • ブレーキディスクの摩耗
  • ブレーキディスクへの油の付着

です

それぞれの解説に行く前にブレーキの仕組みを解説します

ブレーキの仕組み

まずブレーキとは何なのか

ブレーキは車体が動いている運動エネルギーを熱エネルギーに変換する装置です

・・・・・・・・・?

( ^ω^)・・・

ブレーキは

ホイールに固定されてタイヤと一緒に回っているディスク

固定されてブレーキレバーを握ることでディスクを挟むブレーキキャリパー

ブレーキキャリパーに取り付けられて実際にブレーキディスクと当たる部分のブレーキシュー

で構成されています

見にくいけどこんな感じです

キャリパーのアップはこうです

なーーーーーーんてわかりやすいの!!←

キャリパーにはハンドルについているブレーキマスターシリンダーから油圧が来ています

ライダーがブレーキレバーを握るとブレーキマスターシリンダーで油圧が発生し

それがブレーキキャリパーに伝わります

ブレーキキャリパーはその油圧を利用してピストンを押し出します

押し出されたピストンの先にはブレーキシューがついており、そのブレーキシューが回転している

ブレーキディスクを挟み込むことでディスクの回転を止めようとします

ディスクはタイヤと一緒に回っているのでそれがブレーキとなる訳です

ざっくりわかっていればOKです!

ブレーキシュー(ブレーキパッド)の摩耗

先ほどのブレーキの仕組みを知ったうえで見ていきましょう

摩耗するのはものがこすれあうところです

ブレーキでこすれるのはブレーキシューとブレーキディスクですね

ブレーキディスクは硬い金属でできており、摩耗に強いです

対してブレーキシューは柔らかい金属でできておりよく摩耗します

これは図られてこうされており

ブレーキディスクを交換するのはかなり手間なため

交換するのが容易なブレーキシューを減らせて、ディスクを守る狙いがあります

ブレーキシューの摩耗は目視で確認することができます

実際のブレーキシューはこんな見た目をしています

この溝が無くなると交換時期です

リアには溝がありませんが、パッドが見やすいのでわかると思います

新旧を比べると減りがすごいですね

減りの確認にはペンライトがあると確認しやすいです

ここから確認します

ここの隙間からシューの厚さを確認することができます

先ほどの構造の図を見てどれがシューなのか確認しましょう

ブレーキディスクの摩耗

先ほど、ブレーキディスクは摩耗しないと書きましたが厳密には少しずつ摩耗します

あまりにも摩耗していて、ステップができているようなら異常を疑いましょう

走行距離が10万キロいっているとかじゃなければディスクはほとんど摩耗しません

摩耗するということは硬いものが当たってる、つまりブレーキシューが無くなっている可能性があります

先ほどのブレーキシューの点検が分からず、ディスクが減っている場合は早急にバイク屋さんに診てもらった方が賢明です

ブレーキディスクへの油の付着

これはリアブレーキでありがちです

特にチェーンの給油を行った後ですね

チェーンの給油の際に飛び散ったオイルがブレーキディスクに付着すると

ディスクとシューの摩擦でブレーキをかけているのに摩擦が無くなってしまいます

そうなるとブレーキが利かなくなります

そうならないためにもブレーキディスクの油の付着には細心の注意を払いましょう

もし付着してしまった場合はブレーキクリーナー(パーツクリーナー)で洗浄し、油を取り除きましょう!

まとめ

異常で日常点検の解説を一通りしました

わからないところはありましたか?

最後にまとめをして終わりたいと思います

点検項目まとめ
  1. 灯火類
    1. 前照灯(ヘッドライト)
    2. 旋回表示灯(ウィンカー)
    3. 制動灯(ブレーキランプ)
    4. 後部表示灯(テールライト)
    1. ライセンス灯(ナンバー灯)
  2. 液漏れ
    1. エンジンオイル
    2. ブレーキフルード(フロント、リア)
    3. エンジン冷却水 ※水冷エンジンのみ
    4. サスペンションオイル(リア、フロント)
    5. 燃料
  3. タイヤ
    1. 空気圧
    2. ひび割れ
    3. 摩耗
    4. パンク
  4. チェーン・スプロケット
    1. サビ、腐食
    2. キンク(曲がり)
    3. 摩耗
    4. たるみ
  5. ブレーキ
    1. ブレーキの点検事項
    2. ブレーキシュー(ブレーキパッド)の残量
    3. ブレーキディスクの摩耗
    4. ブレーキディスクへの油の付着

次のツーリングからはさっそく日常点検をしてみましょう!!

何かわからないことがあったら何でも聞いてください!

質問はSNSのDM等でください^^

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この記事が少しでもライダーさんの安全につながれば幸いです

ではまたっ

ichimaru

今まで北海道を7周、九州を4周、国内を合計20万キロ以上旅してきました。そこで感じたのが
『バイク旅の魅力をもっと広げたい』
でした。大好きなバイク旅の魅力を余すところなく伝えるために頑張ってきます!

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